今朝は瀬戸内側の中国地方の中心とした豪雨で、レベル5の「緊急安全確保」が発令され、その名残の雨雲が午前8時前から奈良市にも。
奈良市内の24時間雨量は93㎜ほどだが、週末までまだまだ降り続きそう。
各地で大きな災害にならないことを祈るばかり。
雨が小やみになった11時の写真で、雲が沸き立ち春日奥山稜線は見えない。
11時、24.9℃、93%
11時半頃雨が上がり、雲の隙間から青空?や御蓋山が顔を見せてくれた。
午後1時過ぎから日差しも・・・雨は小康状態になりそう。
早明浦ダムの流入水量を見れば、昨日からの雨は吉野川水系に潤いを与えて
くれず。雨はまんべんなく降ってくれれば、大災害も少ないのだが・・・。
今日8日は2005年の「串田孫一」の命日、89歳、没後16年で17回忌になる。
哲学者・詩人・随筆家・画家や山岳文学「山のパンセ」で有名だが、
日本経済新聞(2005年6月24日夕刊)のインタビュー記事からの防災格言は、
"優しさや温かさが大切にされない時代になってきた感じがします。
日本人は元来、自然とうまく折り合いをつけながら暮らしてきた。
日本人は元来、自然とうまく折り合いをつけながら暮らしてきた。
その生き方こそが、今の時代に求められている。”
毎年災害が避けられない日本、的を得た名言ではないでしょうか。
雨の小庭では、椿の根元まで勢力を伸ばした「ヤブミョウガ」、椿にあげた
お礼の肥やしを横取りしたようで、1m近くまで花茎を伸ばし咲いている。
花言葉は「報われない努力」「苦しみを和らげる」「謙譲の美徳 」と
串田孫一は次のような言葉も残している。
"「忍苦」とは、晴れ晴れした日の予感を抱き、現在をその日のために、
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、黙って進むことである。”
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、黙って進むことである。”
来週には梅雨が明けるかもしれませんね。ギラギラの太陽が・・・
また木陰に置いている「フウラン」、蕾が膨らみだしている。
梅雨明けには、かぐわしい香りを運んでくれるでしょう。