カメラを片手に

「女帝の万葉歌」の講座の帰り道にクリスマスローズが

晴天でしたが冷たい西北風が吹く一日で、最高気温は11℃台、
部屋におれば、陽の光で温かいのですが、昼過ぎから奈良市内へ


かなり1月下旬の若草山の山焼きでの芝生の黒さも・・・薄れつつ
13時30分

寒風吹くも日差しは暖かななか、こんな講座に参加してきました。
「女帝の万葉歌ー飛鳥・藤原京時代」講師は阪口由佳先生
いつもながら透き通る良い声で朗々と詠われました。

女帝?、最初の天皇は第33代「推古天皇」在位592-628年、
次いで、第35代「皇極天皇・斉明天皇(第37代、重祚)」
額田王が天皇にむけ詠んだ歌に
巻1.七:明日香川原宮に天の下知らしめしし天皇の代=皇極天皇のこと
秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の仮廬し思ほゆ

巻1.八:後岡本宮に天の下知らしめしし天皇の代=斉明天皇のことか?
『熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな』

そして第41代「持統天皇」とされ、
巻1.二八 天皇の御製歌
春過ぎて夏きたるらし白たえの衣干したり天の香久山

日本書紀と古事記で、記載されているそれ以外でも女帝とされる方が・・・。
日本書紀、巻第三十で
一神代上・・・・九神功・・・十五清寧・顕宗・仁賢・・・
九神功とは神功皇后(気長足姫尊)のことで、
日本書紀では、
仲哀天皇二年、皇后如意珠を海中に得たまふ。
仲哀天皇九年、皇后及び大臣武内宿祢、天皇の喪を匿して、天下に知らしめず。
万葉集巻5・八一三:・・・足日女、神の尊・・・神功皇后のこと

十七代履中天皇の皇女『飯豊王』、二三代顕宗・二四代仁賢天皇の叔母
古事記、下巻清寧天皇条に、葛城の忍海の高木角刺宮に座しき・・・
『倭辺に見が欲しいものは忍海のこの高城なる角刺の宮です』
*飯豊天皇のことは葛城市HP
日本書紀では
・・・天皇姉飯豊青皇女、於忍海角刺宮、臨朝乗政。自称忍海飯豊青尊。・・・

なかなか面白いお話で、熱が入りが予定の90分を5分も過ぎて・・・

帰り道、さるお宅、俯き加減に咲く『クリスマスローズ』が。
キンポウゲ科で花言葉は、「いたわり」「追憶」と。


午後4時ごろ、帰り道から見る春日奥山、上空には殆ど雲が

買い物を終えると顔に夕日が射し込んんで来ました。
自宅に戻った午後6時前、こんなに日の入りが遅くなってきたんですね。
雲一つない夕日が春日奥山を・・・寒気が勝ったのでしょうか?、
明日の朝は、氷点下かも?

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