カメラを片手に

コバイケイソウ

奈良も昨日は今年一番の38.1℃、でも上には上が岐阜・多治見では
5年ぶりの40.7℃って、こんな経験はなく、外に出ないのが一番。
各地の被災地でも猛暑ですが、そんなこと言ってはおれなくて
一にも二にも水分と塩分補給をして復興活動を。

今朝も春日奥山原生林の山の端はぼっと不鮮明、
5時10分

その左、ぼっとした大気を通し、暑そうな太陽が昇っており、
5時10分
天気予報では今日も38℃との表示が・・・。
始めから外出する気ははなからなく、家の中で過ごすことに。
でも連れ合いは、もっと暑い京都へ出かけていきました。

今日の誕生花は、NHK深夜便では『コバイケイソウ
花言葉は、小さな花の集まりから「遠くから見守っています」と
ブリタニカ大百科では
”北海道、本州中北部の高山〜亜高山の湿った草地に群生するユリ科の多年草。
 茎は太く、高さ1mに達し、葉は長楕円形で、長さ10〜20cm,縦じわがあり、
 基部は鞘(さや)となって茎を包む。夏、茎頂に長さ20cm内外の花穂を数個、
 総状につけ、径1.5cm内外の白花を多数密に開く。
 花被片は6枚で,おしべより短い。”と

初めて意識したのは45年前、10代終わり初心者6名を引き連れ、
テントや食料等、40Kg以上背負子で白馬岳まで担ぎ上げる途中、
白馬大雪渓を登りきり、一息つき観た花がコバイケソウでした。
白馬山荘横でも、雪倉岳でも姿を見せてくれました。
元気でしたね。今は10Kgでも・・・

四年前、日本三大辨財天の天河大弁財天社
奥の院の弥山山頂の「弥山弁財天社」へのお参りを兼ね、
弥山から八経ヶ岳直下の「オオヤマレンゲ」をも見ようと
泊まった狼平避難小屋前の「コバイケイソウ」の写真になります。
もう終わりです。

小梅恵草あらくさしして花終る
          小松崎爽青


朝から昇り始め、弥山山頂の「弥山弁財天社」でのお参りを済まし、
八経ヶ岳を望みます。
 

さあ鞍部を通り八経ヶ岳への登りで「オオヤマレンゲ」自生地に。
 

八経ヶ岳山頂の錫杖と大峰山系の眺めに、大台山系も


20年ぶりでしたが、かなり老いを感じてしまいました。
皇太子殿下も登られた道を選べばよかったのですが・・・
つい歩きなれた道、その長がったこと。

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