カメラを片手に

モイズ・キスリング没後70年

昭和の日がゴールデンウィークが始まり、晴れの朝も連れ合いは早くからバタ
バタして起されてしまい、当の本人は京都へと出かけて行った。
近くの駅まで送り下りる間際に、”凄い人出と午後3時から雨になるよ”と一言。
気温は11.1℃から上昇し、12時に昨日同様25.0℃になったが、昼過ぎから曇り
だし、今夜から明日昼まで前線の通過で風雨が強まりると。
ゴールデンウィークの出鼻を挫く荒れた天候になるようだ。
      10時半、21.9℃、48%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はバラ科「コデマリ・小出毬」
花言葉は「努力する」   
 *コデマリについては当ブログ記事「睡蓮と八重桜」に紹介しています。
 小庭のコデマリ、一部は褐色に変化し、花はもうおしまいですね。
      4/29

今日はエコール・ド・パリ(パリ派) の画家「モイズ・キスリング」の62歳
1953年の忌日で、没後70年になる。
ポーランド生まれのユダヤ人、20代後半に画家として成功。
なお名前のモイズは旧約聖書の「モーゼ」を意味するも、本人は無神論者。
      

ユトリロなど破滅型のイメージの強いエコール・ド・パリ(パリ派)の中で、
陽気で面倒見の良いリーダーとして「モンパルナスの帝王」とも呼ばれた。
風景画、静物画、肖像画を主に手がけ、写実的な花の絵画を得意とする。 
      花束・1931年
      ジュネーヴ プティ・パレ美術館所蔵 

メランコリックな婦人の肖像画、特に「キキ」と呼ばれるモデルが有名に。
丁寧な筆致による洗練されたレアリスムと、静謐なムードに満ち、輝かしく
官能的な色彩感がある。
      モンパルナスのキキ1925年 
      ジュネーヴ プティ・パレ美術館

この貧しかったモデル・キキをさらに有名にした男が二人いる。
藤田嗣治(フジタ)」は『裸で横たわったキキ』で一躍貧しさから脱却した。
自伝で「彼女は華奢で細い指を赤い唇にあて、誇らしげにお尻を振りながら、
全くこっそりとはにかんで入ってきた。コートを脱ぐと彼女は素っ裸だった」
  
もう一人は「ピカソ」もキキをモデルとして用いた。
超一流の画家のモデルになるも、波乱万丈の人生を送り、1953年モイズと
同じ年に相次いで52歳で没す。
だがティエスの墓地まで棺とともに歩いた画家はフジタとドマンゲだけ。 

キスリングの絵画を鑑賞できる美術館はといえば・・・
スイスのジュネーヴある「プティ・パレ美術館」が多く所蔵する。
日本では5点所蔵される「ポーラ美術館」が挙げられますね。
2019年4月から7月まで「東京都庭園美術館」での「キスリング展」
2022年7月から10月まで「SOMPO美術館」での
 「印象派からエコール・ド・パリへ スイス プチ・パレ美術館展」


小庭では「クロバナロウバイ・黒花蝋梅」が咲くも、剪定し過ぎで花は少ない
クロバナロウバイは、北アメリカ東部を原産とする落葉低木で、大正時代に日本へ渡来し、茶花としてもよく利用される。
黄色い花が咲くロウバイとは「属」が異なり、艶のある葉っぱに多数の花弁
から成るチョコレート色の花、そしてイチゴの様な甘い香りから大人の女性を感じさせます。甘い香ることから「ニオイロウバイ」とも呼ばれる。

花言葉は「慈愛」「同情」「愛情」です。 


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