やや寝苦しく5時前には目が覚め、吸う空気が気道にまとわりつく感じ、
最低気温は21.3℃と高く、黄砂の飛来もありぼやっとした曇り奈良の朝、
梅雨空のように鬱陶しい。 (8時半)
今日は6月6日、芸事を始めるのによい日だとか。
謂れは、古くは「世阿弥」の『風姿花伝』の”七歳”に書かれている。
” この芸において、おほかた、七歳(数え年)をもて初めとす。
このころの能の稽古、必ず、そのもの自然とし出だす事に、
得たる風体あるべし。
舞・働きの間、音曲、もしくは怒れる事などにてもあれ、
ふとし出ださんかかりを、うち任せて、心のままにせさすべし。
さのみに、よきあしきとは教ふべからず。
あまりにいたく諫むれば、童は気を失ひて、能、
ものくさくなりたちぬれば、やがて能は止まるなり。 ”と
” この芸において、おほかた、七歳(数え年)をもて初めとす。
このころの能の稽古、必ず、そのもの自然とし出だす事に、
得たる風体あるべし。
舞・働きの間、音曲、もしくは怒れる事などにてもあれ、
ふとし出ださんかかりを、うち任せて、心のままにせさすべし。
さのみに、よきあしきとは教ふべからず。
あまりにいたく諫むれば、童は気を失ひて、能、
ものくさくなりたちぬれば、やがて能は止まるなり。 ”と
昨今の幼児教育は、数え年の7歳を待たずに3歳頃から始められ、
英語やピアノなどと、子も大変だけれど、送り迎えの親も大変なこと。
エンゲル係数ならぬ、エンジェル係数が・・・古いか。
さて今日の花は『ムラサキツユクサ・紫露草』 北アメリカ原産でSpiderwort
3枚の花弁を持ち、中央には細かい毛が密生する雄しべが6本で、
黄色い葯が目立つ。花言葉は「恋ではないけど好き」と
2019.6
毒々しい色で好きではないが、世話いらずで一株だけ10数年も小庭で咲く。
でも今年は蕾の状態から縮れ、周囲の木々が大きくなり日光不足が原因かも。
諦めて刈り取った。上下の写真は昨年のもの。
2019.6
もう1種、帰化植物のツユクサといえば、『トキワツユクサ』
白い花びらがスリースターで並び3枚、真ん中に先端が黄色い雄蕊が6本と
雌蕊が1本で、葉っぱは長楕円形で先端が尖る葉が特徴か。
でも小庭にひっそりと咲くツユクサ色は清楚でかわいい。梅雨空に似合う。
梅雨空に似合うのは、カエルの合唱もですね。
2019.9
ゲロ・ゲロ・ゲロと田舎では田植えが済めばやかましいぐらい。
なお今日は「カエルの日」でもあり、、6月6日は「けろ(6)けろ(6)」と
鳴き声からで、1998年に制定されている。
10年ほど前には、孫も3歳ぐらいからバイオリンを習いだし、
こちらはギーコ・ギーコと二階から響いていた。
誕生日やXmasに弾いてくれたこともあった。
離れてくれせば、それも懐かしい思い出になる。
今はどこまで弾けるようになったのかな。