奈良の今朝も穏やかにあけ、東の春日奥山の上空に黒雲が・・・
紀伊半島の東側、台高山地に急な雨の予報の黒雲に繋がる?。
今日は1913年「伊藤左千夫」1947年「幸田露伴」1965年「谷崎潤一郎」の忌日
近代の小説家として有名な方々ばかり。特に「伊藤左千夫」は
子規の短歌革新の業は左千夫によって達成されたともいわれ、
門下には赤彦、茂吉、憲吉、千樫、文明らの名前があがる。
左千夫は茶道にも通じておられ、子規から「茶博士」と呼ばれたそうで、
自宅を「無一塵庵」と名付けたほどである。
『遠人も袖ぬれきつつ春雨のさくらの宿に茶の遊びすも』
左千夫の随筆「茶の湯の手紙」のなかで
”茶の湯の特徴は純詩的な点にある、
趣味の点より見れば茶の湯は実に高いものである。
・・・
茶の湯は趣味の綜合から成立つ、活た詩的技芸であるから”と
連れ合いは”茶道は総合芸術だ”と左千夫と同じことをいっており、
40年来茶道を続け、昨日は教え、今朝は先生のお稽古に出かけた。
私の趣味は・・・これが趣味ですと声高にいえるものはない。
全て中途半端、それはそれで良いのではないかと思う。
中途半端な「06年8月ザルツブルグ旅行記③」を記します。
夏季休暇を使い、英語も出来ないのに、ホテルと飛行機だけ知人の小さな
t-agentにとってもらい、4泊6日でザルツブルグ音楽祭に行きました。
連れ合いのパソコンからこの旅行の記録(お金)を取り出すと、
記憶はあやふやで、申し訳ないが、前回の記事の訂正が2つあった。
①ザルツブルグ音楽祭にベルリン・フィルは今年も来ており、春と勘違いしていた。
②ネットで正月に取ったウィーン・フィルの1stは150€、オペラ魔笛は3rdで220€
(1€:180円)、尚同席した方の話でt-agentで同じクラスで魔笛は10万円と。
値段も演出も最高峰の音楽祭だけのことはありましたが・・・。
演奏会は夕方からですので、一日だけポストバスで郊外に足を延ばして
「ザルツカンマーグート」の入口ザンクト・ヴォルフガングの観光に。
ポストバスでつくと、登山電車は出た後で1時間待ち
雨上がりのヴォルフガング湖をぼっと眺めると
地区教会あるザンクト・ヴォルフガング・マルクトが見えます。
やっと蒸気機関車がやって来ました。後ろから押しあげます。
サウンド・オブ・ミュージックの撮影されたところも
終点です。
ここからホテルのある頂上まで3分程、大展望が。
切り立った崖も、怖いです。
8月末ですので、少ないですが花も咲いており、・・・寒ーい。
乗ってきた登山鉄道で麓まで戻り、船でザンクト・ギルゲンへ
ザンクト・ギルゲンは小さな町ですが、民族楽器博物館や、
モーツァルトの母の生家に展示室があり、近くにはモーツァルトの像も
ポスト・バスでザルツブルグへ戻り、気分転換になりました。<続く>
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