3月下旬の気候で、暖冬傾向は続きそう。
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だが今週の水曜日から木曜日にかけて強い寒気が流れ込み、本来の冬将軍が
やってくる。
太平洋側では乾燥が続き、そうなればインフルエンザや風邪、そして新型
コロナウイルスの大好きな乾燥が。予防にはぜひマスクなどを着用の上、
体調管理にも気を付けなければなりませんね。
ネタ切れ・・・連れ合いの二月の稽古は「大炉」、一番寒さが厳しい季節に、
用いられるのだとか。
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通常は一辺一尺四寸(42.4㎝)が、大炉では一尺八寸(54.5㎝)と大きくなり、
炭がかっかと熾り部屋を暖めてくれるそうです。
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掲げられた色紙は『直心是道場(じきしんこれどうじょう)』
維摩経の中で唯摩居士(ゆいまこじ)と光厳童子(こうごんどうじ)の問答、
最後の言葉「直心是道場 無虚假故」から
〝「直心」すなわち素直な心をもって精進修行すれば、
天地到るところが道場であり修行の場所ならざるはないという 〝と
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西村惠信著『禅語に学ぶ 生き方。死に方。』には、
〝われわれはもう一度、自己の殻を破って無我の心境を開き、周りの世界を
その中に包み込むような温かみのある人間関係と、自然に対しても
近世以来の人間中心の傲慢を捨てて、大自然に抱かれつつ生きるような、
生き方を回復しなければならない。〝と
「維摩居士」で思い出したのは、「法華寺」の国宝『木造維摩居士座像』で、
口を開かれ発語する瞬間を捉えたお顔を思い出しました。
光厳童子への教えのお言葉が発っしられたのでしょう。
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産経新聞より
世の中人間の傲慢さがあふれており、警鐘を鳴らす深い言葉かも。