奈良も今朝は25.9℃と熱帯夜になり、東の春日奥山は大陸からのPM2.5の影響
で霞んでいたが、午前11時にはかなりましになったようだ。
最高気温は午後3時前の34.3℃、本当に残暑が厳しい日が続く。
11時、32.6℃、42%
近隣のスーパーへ買い物ついでに、遠回りして向かう遊歩道、ツヤツヤした
緑の葉に映える燃えるような赤い実が目立ち、たわわに垂れ下がっている。
この赤い実を海のサンゴに見立て 「サンゴジュ・珊瑚樹」と名付けられた
スイカズラ科ガマズミ属の常緑広葉樹です。
公園や街路樹でよく見かけるのは、程よい高さになり、葉は水分を多く含み
燃えにくく、延焼しにくいことから防火用にも植栽されている。
サンゴジュはで6月頃円錐花序の白い花を咲かせ、受粉した実は大きくなり、
夏から秋にかけ赤くなり、熟すと青黒色に変わる。
写真の木は、もう一部は黒く熟し始め、ちゃんと秋が忍び寄っている。
公園で残暑に負けない赤い花を探しましょうか。
一番最初に目に留まるのは、5弁の赤い花ビラを広げ降り注ぐ陽に負けない花
北アメリカ原産の「モミジアオイ・紅葉葵」です。
葉が5裂か3裂し、紅葉に似ることからで、別名は「紅蜀葵(こうしょくき)」
「ヒャクニチコウ・百日紅」も
こちらでは「センニチコウ・千日紅」が長いこと咲いている。
「グラジオラス」も赤い花をつけている。別名は「唐菖蒲(とうしょうぶ)」
そして昨日紹介した「ケイトウ」です。
夏の暑さに負けないように、このように花々は頑張っているが・・・
この暑さも、太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力はそれほど強くないらしく
月が替われば、最低気温も下がり、かなり涼しくなるらしい。
そういえば一週間前まであんな喧しかったセミの合唱も、クマゼミやアブラ
ゼミの声に代わり、ツクツクボウシの哀愁を帯びた音が響き出し始めた。
だがツクツクボウシは木の高い位置で鳴き、姿をみせてくれない。
近くのさくらの木で見られるのは「アブラゼミ」と数の減ったセミの抜け殻
その直ぐ脇で、カメムシがじっとしている。
台湾~東南アジア原産の帰化種で急速に分布を広げる「キマダラカメムシ」
黒褐色で黄色の小斑紋が散布され、頭部~小楯板にかけて黄色の縦条を見る。
公園の「プラタナス」の今年の実は青く、昨年の黒い実と同居している。
まだまだ暑い日と同居しなければならない8月下旬ですが・・・
来月になればCOVID-19第5波パンデミックもましになっていることを祈る。