カメラを片手に

火をしずめる神「笠山荒神社」は日本第一

昨日に続き晴天の朝、放射冷却で6.8℃迄冷え込んだ奈良、少しは慣れてきた
寒さですが、エアコンだけでは足元が冷たく床暖が欲しくなる。
お昼前は小春日和で居間におればサンルームから暖気も流れ込みぽかぽかして
眠くなり、最高気温は17.4℃迄上がる。
だが昼過ぎから西風が吹き出し、冬型の天気図になって来たようで肌寒い。
明日・明後日は12月並みの寒さ、次週も日毎に寒暖差が大きくなるようで、
寒暖差疲労にご注意!
      13時、16.6℃、53%

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「リンドウ・竜胆
リンドウ科の多年草で、日本では20種程で、別名は「疫病草・えやみぐさ」。
秋が深まる頃から、先端に小さな蕾をのぞかせ、その蕾は渦状に巻き、日を
追うごとに伸びて、暖かい日ざしのなか、青紫色で5裂した筒状の花を開く。

花言葉は「正義」で、リンドウの根茎を干した生薬「竜胆」が熊の胆という
生薬より苦みが強いことからです。
      

さて先日、桜井市笠での新ソバを食した後、「笠山坐神社 かさやまにますじんじゃ
通称名の呼びなれた「笠山荒神社こうじんじゃ 」さんへ、裏参道からお参り。
当社は、初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられた「 興津彦神(おきつひ
このかみ)」、「興津姫神(おきつひめのかみ)」、「土祖神(はにおやのかみ)の三神を祀り、
竈神(かまどがみ)として庶民の厚い信仰を集める、荒神発祥で日本第一神社です

脚のお悪い方は短くなだらかな参道をお勧め、最後の本殿への階段も昇降機が
設置されています。
      一の鳥居

古来より神奈備と仰がれた鷲峯山の頂、倭笠縫邑と称される元伊勢の伝承地。


由緒では
"笠山三宝荒神は9万8千8百8躰の眷属と倶に、3000年の昔より笠山の
 鷲ヶ峯に奉祀て、七袖七谷の峯谷を神躰山として、人々は入山する事なく、
 千古の昔より丈余大木生い繁り三宝荒神の霊神は鷲ヶの峯より大和平野を
 見おろし、初瀬の川より天理の布留川に至る笠山のすそ野なる、山之辺の道
 に散在する社寺の三宝を守る神、すなわち奥之院として栄える。
 大和の神社、佛閣は三宝の守り神として崇拝し、聖徳大師を初め奈良東大寺
 初代管長良弁僧正。中国の高僧善無畏三蔵、高野山を開いた弘法大師、興正
 菩薩、照海大徳、尊海大徳、高海大徳、尊信大和上、秀繁大徳、高繁本徳、
 尊弘大徳、宝真大徳、英岳大徳、尊雅上人、尊球大徳等あまた高僧、笠山寺
 (加佐寺)にあつまり来り、又行者の祖師、役小角行者、此の山に来り鷲ヶ
 の峯に登りて、宝詞を造り霊神を奉祀、城州笠置山伏一代ごと此の地に来た
 り、護摩を修して霊神に供しつとめ侍る。
 これら山伏、高僧は修験、祈願をかけて、奇瑞なる霊験をさずかり、下山し
 て社寺佛閣を建立する者又は此の地に骨をうずめる者あまた有りて笠山は
 修行の霊場となり、加佐寺、神官寺、竹林寺、西之院、浄鏡寺、妙園寺等の
 山寺が繁栄し、七堂伽藍、三重の塔、及び大門を建立して、一山寺を形成
 し、神躰山なる鷲峯山寺、笠山三宝荒神の名声は、大和の国、笠山の一隅よ
 り、広く日本全土津々浦々にひびきわたり、各地に於て三宝荒神の社を建立
 し、火をしずめる神として諸人は各家の竈神に奉祀其の御神徳に浴せり。"

さあお参りしましょう。道は平たんで緩やかに登っている。


100mほどで、二の鳥居に到着。



石段の上がれば、

右側に手水舎と社務所が、平日なので閉まっている。
手水舎で手順通り浄めましょう。

左側には御祈祷待合室と参集所があり、火床も。


さあ拝殿からお参りに。

二礼に拍手一礼。
参拝記念にお砂と御神水を頂きました。
      

右側の狛犬の後ろに蛇口が見えていませんか。
笠山に湧出する水は、御神水として拝殿前に導水されており、ペットボトルに
御神水を汲ませていただいた。

こんなお話があります。
笠山の東方中腹に笠山より湧出する水の注ぐ鏡池「鏡池(心見の池)」があり
良辯僧正の身を清めた池と伝えられ、さらに奈良の猿沢の池に通じ、池に落ち
ると猿沢の池に浮かび上がるという伝説や、二月堂のお水取りには鏡池の水面
が低くなり、この水が二月堂の清浄水になるとの伝承もある。
      借用しました。

表参道の前に「閼伽井不動」と閼伽井の池があり、荒神参拝の清めの水という
ことで、そちらへと表参道を下ることに。        次回へ続く

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