(午前10時)
台風4号の影響でこの土日はやや崩れるようだが、太平洋高気圧はこの台風4号に吹き込む
南風で勢力を増し、今週から来週にかけ真夏本番のようだ!。
忘れないうちに湯の山旅を終わらせないと・・・前回③でアクアイグニス内の笠庵で遅い昼食でした。
さて食事中の雨も止み『笠庵』での昼食を済ませばまだ午後二時半、今夜の宿『アクアイグニス』
3時からチェックインですが、早々に受付をして頂けたが、部屋には入れず、荷物だけ預け
さらにパラミタミュージアム入館券900円(100円割引)を買って出かけることに。
傘を持ち歩いて5分ほどの『パラミタミュージアム』へ向かう道から背後を眺めれば
御在所ロープゥエイの主塔と御在所岳が姿を現してくれた。これが最初で最後の姿に
2003年に開館された『パラミタミュージアム』は3度目、メインコレクション池田満寿夫の陶彫
「般若心経シリーズ」に因み、梵語の「はらみた・波羅蜜多=迷いの世界である 現実世界の
此岸から、悟りの境地である涅槃の彼岸に至ること」に由来している。
訪れた折、7月28日までの企画展『笹岡基三』陶展 中国陶磁に魅せられた半生
素晴らしい展示内容でしたが終わっており、今は9月27日まで『浮世絵師 歌川国芳展』です。
中國陶芸の研究と再現に捧げた四日市生まれの『笹岡基三』氏、
昨年12月に他界されその遺作展で、青磁・木葉・油滴・釣窯などの宋代の陶芸の粋が・・・
さらに独自の味わいも醸し出され、研究の過程が・・・見事としか言いようがない。
1室・2室に46点の展示ですが一部を紹介します。
04)油滴天目茶碗・ゆてきてんもくちゃわん 122×68
05)金彩木葉茶碗・きんさいこのはちゃわん 145×58
35)玳皮盞木葉茶碗・たいひさんこのはちゃわん 148×68
次に3室は池田満寿夫氏の陶彫「般若心経シリーズ」です。
二回に上がります。
4室はパラミタコレクション『20世紀の洋画家展』61件、これも現在は終了
麻生三郎、香月泰男、小島三郎一、浜口陽三、伊藤利彦、浅野弥衛など、
須田国太郎氏の自画像や裸婦も・・・
次回10月2日から11月29日まで開かれる予定の『没後30年 須田剋太展』SUDA Kokuta MANDALA、
司馬遼太郎『街道をゆく』挿絵原画を含む約100点が見られますよ。(写真は禁止)
5室は『指勘 組子建具展』黒田之男・裕次 父から息子へ技の伝承、現在は終了
組子は釘を使わずに木を組み付ける技術で、室町時代に書院造りとともに発展し、
窓、障子などの建具や欄間の格子などにほどこされる日本の伝統技法のひとつです。
「後光組(ごこうぐみ)」「六方転(ろっぽうころび)」など独自の意匠を考案した二代目・黒田之男(1945~)。そ
との技術を継承する三代目・黒田裕次(1976~)意匠の数々が・・・。
一階の下りて庭園を・・・花はほどんど終わっていた。
帰る廊下に三重県生まれの彫刻家『中村晋也』氏の『釈迦十大弟子』像が佇まれており、
玄関わきの『ハス』に見送ってもらいました。
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simohirata229
さゆうさん
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