今朝から7.5℃と4月頃の陽気で、日中も19.7℃迄上がり暖かくなった奈良、
東の春日奥山はぼっと霞み、大量のスギ花粉も混じっているのでしょうか。
11時半
当番のランチは、春キャベツと小畑から小松菜の蕾を入れたパスタを作り、
食するもトマトを入れるのを失念して、味がいまいち。デザートに苺と林檎
コーヒーを飲めば大満足、ぼっとしていると眠気が・・・
「春眠の身の閂を皆外し」 上野泰
今日は『泰忌』で俳人・上野泰(やすし)の1973(昭和48)年の忌日、享年56歳。
妻の上野章子(俳人)は幼馴染で高浜虚子の六女、章子は後年こんな句を詠む
『春愁や生まれし町に年重ね』 章子
師の虚子は泰の句を評し次のように述べている。
"泰の句に接すると世の中の角度が変わって現れてくる。 ”
"新感覚派・・・此頃の特異な作家としては西に朱鳥あり、東に泰がある。”
『椿落つかたづをのんで他の椿』 上野泰
小庭の掃除をしなくては、「有楽椿」が盛んに落下している。
このお手伝いをするのは朝早くの「メジロ」や「ヒヨドリ・鵯」ですね。
ガラス越しに隣との擁壁の上で、じっとしているヒヨドリを見かけた。
日向ぼっこですかととえば・・・
脚で顔を搔くしぐさに・・・
ウンチをしたのかな・・・見つかったようで、この後すぐ飛び立った。
『虚子忌たり椿に鵯のよく来る日』 石田波郷
虚子忌は4月8日で、ヤブツバキなどはこれから本番ですからね。