カメラを片手に

ナラノヤエザクラは・・・

深夜の最低気温は16.0℃で降り出した雨、午前8時ごろには止んだが、厚い雲
に覆われた一日、最高気温も20.3℃までで、時折雨粒も落ちていた。
      14時、19.8℃、71%

昨日の午後4時頃、奈良国立博物館・生誕1250年記念特別展「空海KUKAI」
観覧後、連れ合いの用事終わりで迎えに来るまで30分ほどあったので・・・

春日大社の「砂ずりの藤」は見頃かなと思い向かったが、インバウンド客で
東大寺南大門前は人であふれかえり、さらに修学旅行団体も東大寺へと。
      

空いている春日大社の参道へ入れば、喧騒が嘘のようです。
ちらりと覗く東大寺大仏殿の甍です。


少し行けば歌碑が並んでいる。
万葉集 巻八 一五三七 山上憶良
『秋野尓 咲有花乎 指折 可伎數者 七種花』 其一
秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」  その一
訳)秋の野に咲いている花、その花を、いいか、こうやって指を折り数えれば
  七種の花、そら、七種の花があるんだぞ
      

萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花
万葉集 巻八 一五三八 山上憶良
原)『芽之花 乎花葛花 瞿麦之花 姫部志 又藤袴 朝顔之花』  其二                 
      
 
表参道に合流すれば、早足で開花した藤の見られる「萬葉植物園」を過ぎ、
二の鳥居近くまで来たが、残り20分を切り、後戻りすることに。
*萬葉植物園HPによれば、藤は20品種、約200本植栽され、現在早咲き品種、
 中頃咲き品種が見頃、でも開花が早まって5月初旬には終了かも。

藤が見れなかったので、奈良国立博物館・仏像館前のフジを


      

折角なので大型連休に見頃になる奈良の遅咲きの桜「ナラノヤエザクラ」へ、    
「奈良春日野国際フォーラム 甍」の前に一本大きなのがあります。

葉が茂り、あれ、もう遅かったのかな・・・
      

やはり急速に開花したようで、散った花もあるようです。


若草山の緑が、目に優しいですね。
    

浮雲園地はのんびりできるのですが・・・

東大寺前交差点を渡れば、こんな表示があるのを知りませんでした。
『すぐかすが   右 氷室社博物館興福寺』
      

そして『鴎外の門』だけが、誰にも見られずに・・・
帝室博物館(東京国立博物館、奈良国立博物館)の総長で、正倉院開封時の
滞在時の官舎跡で、門だけが残されている。
猿の来し宿舎の裏の大杉は折れて迹なし常なき世なり』鴎外

参道脇には『ムクロジの樹』がまだ残っており、竹が突き抜けたり
「ムササビ」の巣があったものも・・・
  

すこし、デープなところですね。

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