カメラを片手に

秋篠寺と野焼きの秋篠の里

今朝は7時半頃まで小雨が降って、15℃台と寒々としていたのが・・・
10時過ぎからは陽射しが射し込み始め、11時過ぎには20℃を越え
気温も上りそうですね。
11時

先日の秋篠の里を訪れた折の秋篠寺③、

本堂(旧講堂)で25体の仏様とゆったりと時を共にさせて頂いたため、
次の予定時間が近づく中、人気の少ない境内を残り二つの歌碑、

1つは大元堂と開山堂の間を裏手へと進むと、一段高い場所にあり、
木々の間から本堂が見えますが・・・。
諸々のみ佛の中の伎芸天 何のえにしぞわれを見たまふ
                      川田 順
 
なお川田 順は歌集「伎芸天」を出されており、弟子鈴鹿俊子との老いらくの恋も成就。

裏手をそのまま南方向へ進むと、本坊庫裡の前に
会津八一門下の吉野 秀雄の歌碑が、苔むした雑木林の中に・・・
贅肉 なき肉置の 婀娜に み面もみ腰も ただうつつなし
「あまりじし なきししおきの たをやかに みももみこしも ただうつなし」


どちらも堀辰雄が東洋のミューズと称された『伎芸天』立像を詠まれたものに。
JR東海より

丁度庫裡から出てこられた庭の手入れをされる方と立ち話に。
先日の台風で、被害はとお聞きすると、
”大小十数本ほど倒されて、大きいのは大変でしたがやっと終わったところ
 その間手入れが遅れており、秋の紅葉シーズンに間に合わせなければ”と

それほど被害があったように見えなかったのですが・・・金堂跡の苔は




十三社のまえを通り、香水閣そして東門からお暇を。
駅まで歩く秋篠の里の田んぼでは、ほぼ稲刈りも済み、
 

稲わらや、脱穀が終わったもみ殻の野焼きが始まり、


40年ほど前まで、そこかしこに立ち昇っていた煙は、秋篠の里の風物詩だったかも。                   、

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