カメラを片手に

「かこむら」師走の懐石は

最低気温は6.6℃と平年よりはまだ温かな朝を迎えた奈良、空は一面の薄雲に
覆われて弱い陽が差し込む程度で、11時過ぎの12.2℃を境に気温は低下して
吹く風は冷たく、明日は強い寒気の南下に伴い、雪がちらつくかも・・・。
      11時

先日8日に連れ合いの初釜でのお弁当の相談を兼ねて懐石料理『かこむら』
二人だけの忘年会?を。
入り口のアルコール除菌のボトルが・・・
      

戸を開けると、短冊が掛かり、COVID-19対策の機器も
「大田垣蓮月」1791-1875年の和歌ですが、書は?
舟ばたに風のつぶてとうちつけて水にはかろき玉あられかな』 
      

カウンター席に座れば、横には無病息災と 
正面には東大寺別当・守屋弘斎 の『長楽』
      

なお室内にはCOVID-19対策で10万以上もするイオン放出・加湿空気清浄機が
3台、新たに設置されていた。
初釜の弁当の相談が終え5900円(税込み)コースの一椀目が
深向付:フグと?餡掛け

やはりアルコールが欲しくなります。生ビールだけの許可が・・・
造り:シロエビとヒラメ


椀物:海老真薯


焼物:アマダイと雲丹


八寸:子持ちコブ、手毬寿司、黒豆、薩摩芋、湯葉、?


  雪船の中には、なます

  苫屋の中には、いくらと??

焚き合わせ:タイの子、獅子頭、カボチャ


キノコご飯と汁物、香の物
      

水物:オレンジのゼリーと富有柿
        

カウンター席なので、オーナーシェフと小声での話の中で、COVID-19対策や営業面の苦労、特に団体さんが来られないことなどをぽつりと。
その夜も、同時刻にスーツケースを手に入ってこられた出張者四人が
椅子部屋に入れただけのよう。
だがこの方たち、生ビール以外にリスト外のシャンパン、日本の発砲ワイン、
白ワインを各一本の注文。
団体客はやはりお店にとり、営業的には利益があるのでしょうね。

さらに酒のあてまでも注文されて、まだまだ盛り上がりそう。
COVID-19のこともあり、早々に帰ることに。御馳走様でした。
お見送りを受けると、「よいお年を」との声が・・・もうそうなんですね。

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