終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

薪原木が腐ってくるストレス

2019年05月06日 | 薪ストーブの暮らし

伐採後の薪原木には保存環境による処理期限がある

2018年3月~5月にクヌギの林を伐採したとき、足の小指骨折をするというアクシデントに。

ヘルメットに安全靴と最低限の服装はしていたが、チョットした隙を衝かれた。命に係わる危険な作業だ、注意を払いながら手伝っていたのだが。

けがのこともあったが、クヌギの原木を大量に手に入れたし、クヌギの原木といえば「カシ」、「ナラ」に並ぶ良質な薪材料の代表格だ。

原木がいっぱいで豊かな気持ちになるが、喜んでばかりいられない。以前せっかく手に入れた原木を野ざらしで二年放置していたら、「カシ」などの細い枝を腐らしてしまった。

今度こそ腐らさないよう薪作りに専念するぞと意気込んで、三分の一程度を薪に仕上げて棚積みしたが、薪棚不足という厄介な問題で作業は中断した。

木製薪棚ではなく、簡単に作れる単管パイプ薪棚を作ろうと、スクラップ屋に行き資材調達したり、なんだかんだで時間が経過して今に至る。

失敗は繰り返したくないと思っていたが、伐採から一年も経つと雨があたる野ざらし状態では、細い枝部分(10センチ以下)のクヌギは傷みだしてしまっていて早い処理が待たれる。

左の原木の山、苦労して手に入れたんだからと抱え込んで、時間を弄して腐らしては「もったいない」ではないかと考え、近所で薪ストーブ生活をしている方に引き取ってもらうことにした。

見切り処分したい節アリの原木などがもう一山ある。こちらは私以上に強力な油圧薪割機を持っている方に処分をお願いすることにした。
10センチ以下の原木などを見切りしたことで、目の前の景色が一変しだした。二年以内に薪処理しなければ腐ってしまうという精神的負担を少し減らすことができた。

今は右のようにある程度整理されて見えるが、当初はダンプトラックで奥からグチヤグチャにダンプした状態で歩くこともままならない姿だった。

選別作業途中だが、直径15センチから45センチの丸太を長さ80cm、120cmに玉切し、地面に捨て丸太を敷きその上に積み上げて仮積みしている。

作る薪の長さは40センチだが、割る前に細かく玉切りしてしまうと切り口が汚くなる。薪割機に載せるときに玉切りするほうが切り口の汚れを防げるし、棚に積んだ時綺麗だ。

画像では地面の隙間ができて選別作業が終わったかに見えるが、やっと三分の二が終わったところ。

左の画像、奥にはまだ2トンダンプ7台分の枝や極太丸太が幾本も折り重なって雑草に隠れている。
まだまだチェンソーを使っての整理が続くのだと思うと気が重くなるし、腰痛の腰が心配だ。

誤解しないでください。薪ストーブで燃やす自家用の薪を作っているんです。

私はリタイアして無職であるとはいえ、薪を商売にしているわけではないし、薪マニアでもない。ただ家の薪ストーブで燃やす薪の安定的な確保をしたいがために奮闘している。

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