終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

倒壊した送電用鉄塔のその後

2019年10月18日 | 田舎暮らし

台風15号で倒壊した送電用鉄塔は跡形もなく消えた

今まで聞いたことのない風の唸る「ゴォオオウゥゥ~」恐ろしい音、家が揺れた。集落の山の木は壊滅的な倒木被害にあった。身近に存在した送電用鉄塔3本が被害を受けた。

報道では送電用鉄塔2本が被害を受け倒壊したとあるが、もう1本倒壊を免れたが損傷を受けて建て替えられることになった。そんな送電用鉄塔3本の解体撤去作業が発災から一月ほどでようやく終わった。

作業を見ていると鉄塔の解体作業は一基壊すのに二日ほどで片付けられたが、垂れ下がった送電線の撤去に伴う準備作業に大半の日数を費やしていた。送電用鉄塔は送電線でバランスが保たれているようで、撤去後に残る前後の鉄塔補強工事に苦労していた。

今までの鉄塔は瞬間耐風圧40m/s だったようで、改築される鉄塔は瞬間耐風圧60m/s の沖縄仕様になるのかな?

送電用鉄塔3本の解体までをレポート
倒壊前に何度か鉄塔下まで行ったことがあるが倒木で見えない。仮設用工事道路を作っている。 倒木を撤去したら、すでに送電線が外され大きく傾いた倒壊鉄塔が現れた。
解体撤去作業は一日で解体され、二日目にはバラバラにされ鉄屑の山となり中間処理業者が運び去った。 新聞テレビで登場した鉄塔、クレーンで吊って仮設足場を掛ける準備をしている。
仮設足場の上で送電線の撤去が終わったところ。 解体撤去作業が始まり根本部分が残っている。翌日にはすべて撤去され鉄屑の山となった。
線が垂れ下がっているが倒壊を免れた。変電所の鉄塔ということもあり素人目にも丈夫そうな作りに見える。 片側の送電線が無くなってバランスを崩して倒壊しないように多数の支えで引っ張っている。
倒壊を免れ変形して建て替えることになった三本目の鉄塔。右側の倒壊鉄塔側の送電線が乱れている。 乱れた送電線が外され、次の鉄塔が倒れないように順次支えながら左側の線も外し解体される。
送電線を高所で撤去作業をしているが、見ていると恐ろしく見える。 一日目は上部が撤去された。二日目に下部が撤去される。
夕方には完全に鉄塔が無くなった。 基礎部分が残っているが、今後基礎も撤去され新たに作られるようだ。