横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

なんだろう

2009-05-07 08:00:20 | 近所

今月初め、歩いて2~3分のところにある林で、
10mぐらいの高い木の途中から出た細い枝に何か花が咲いているのに気付いた。



近づいてみると黄緑色の小さな花がたくさんついている。

しかし一部に何か感じの違うところがある。



上の二つとその右下の花は花盤の中心が盛り上がり、雄しべまで赤くなっている。
これは何だろう?  雄花、雌花?

図鑑を調べたりネット検索しても、花の名前に行きあたらず半分あきらめた。



ニガキ(ニガキ科) 苦木
きのう別のことを調べていてニガキが出てきた。

雌雄異株の落葉高木で 奇数羽状複葉 小葉は7~13枚 無毛 葉縁は低い鋸歯。
これは雄花で萼片、花弁、雄しべがそれぞれ4~5個、雌しべは退化しているようだ。


雌花は撮れていないが下記のサイトが参考になる。
ニガキ


どの部分を味わっても苦いそうだが(花柄は苦かった)、蟻が来ているのが面白い。



葉痕を探してみた。
ニガキの葉痕としてネットで見られるものとそう矛盾はなさそうだ。



これは昨年の秋に別の場所で、「ニガキ」だよと教えられた木だ。
雨の日にこのような模様が見られて面白かったので撮っておいた。




さて先に出てきた赤くなるもの・・・木の名前を調べるのにちょっと邪魔になった。

正体が分かる記述はどこにも見つからなかったが、虫こぶではないかと思っている。