横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

色が変わる

2009-05-19 07:58:44 | 近所

ガクウツギ(ユキノシタ科)
保護センターでウツギの名前の付く花たち。
ヒメウツギ、ミツバウツギなどが終わり、今はコゴメウツギ、マルバウツギに加えて、
ガクウツギ、バイカウツギとニシキウツギが見られる。

ガクウツギはガクアジサイに似たような咲き方をする。



バイカウツギ(ユキノシタ科)
バイカウツギは同じ科でもアジサイの仲間たちとは趣が違って美しい花だ。



花弁は4枚だけれど花の感じから梅花の名前がつけられている。




なんとかウツギというのは白い花が多い中で、一つの木に白と紅色が混じっているのがあった。



ニシキウツギ(スイカズラ科)二色空木
ニシキウツギは蕾や咲き始めは白色だが、次第にピンクから紅色に変わっていく。



落ちているのは濃い色のものばかりだ。

色が変わる理由は・・・?



スイカズラ(スイカズラ科)
この開き始めた蕾はスイカズラ。



空木ではないけれどニシキウツギと同じ科のスイカズラも、
最初は白い花が次第に黄色に変わる。



ヒラタアブは白い花だけを目指して飛んでくるみたいだ。



白い花には黄色い葯がついているけれど、花弁が黄色くなった花の雄しべには葯がない。
ニシキウツギも色づいた花には黄色い葯が見えない。


ニシキウツギにしてもスイカズラにしても花の色を変えることで、
用済みかどうかを虫たちに知らせて受粉の効率を高めているのだろうか。