林の縁の道端で不自然に這っているものがいた。
よくよく見るとビロウドハマキのカップルだった。
大きいほうの雌が雄を引きずり回しているように見えた。
4年ほど前に見たカップルはこんな姿だった。
蛾の仲間は多種多様。キシタホソバもやはり4年前に見て以来だった。
ヒトツメカギバは案外よく会う。たしか今年の6月にも見た。
花には蝶とは勝手な思い込みのようで、蛾の仲間も蜜を吸いに来ていた。
ワタヘリクロノメイガという蛾のようだ。
コスモスの奥の方にいるのを撮ったので前暈けができて分かりにくいが、
尾の先端にボンボンみたいな鱗毛束というものがついている。
カップルの相手を誘う役割でもあるのだろうか。
こんなカップルもいた。イシアブの仲間だ。やっぱり小さいほうが雄だろうか。
木の幹に止まっていたのは蜂の仲間。マツムラトガリヒメバチだろうか。
長い産卵管が目立つので雌のようだ。相手を待っているところかもしれない。