
チジミザサ(イネ科)
山道を歩いているとき両側の斜面にチジミザサが群生していた。
葉っぱの縮れが名前の由来だ。

歩いている道より少し高いところに生えているので案外長い茎がよく見える。

小さい花。ブラシみたいなのが雌しべで、脇にちょっとぶら下がっているのが雄しべらしい。

実には長い禾(のぎ)がついている。
禾には粘着性があり衣服などについて実が遠くへ運ばれる

近所の市民の森でも道脇にびっしり生えていて、
うっかり踏み込むとネバネバした実がたくさんついて剥がすのに苦労する。
しつこさはヌスビトハギやコセンダングサの比でない。

こんなところに生えて・・・種はどのように運ばれてきたのだろう。