セイタカアワダチソウ(キク科)
散歩コースのところどころにセイタカアワダチソウの黄色い花が咲いている。
今年の近所はさほどでもないが、空き地が放置されているとびっしりと生えることがある。
福島の避難地域では田んぼにセイタカアワダチソウが群生しているそうで土地が荒れる心配がある。
セイタカアワダチソウは花粉症の原因と誤解されたりもするが、
虫媒花なので大量の花粉を飛ばすことはない。
もう少し前には何種類かのチョウが見られたが、今はイチモンジセセリばかりだった。
セイタカアワダチソウはアメリカからの帰化植物でアキノキリンソウの仲間だ。
一つ一つの花は小さいけれど、花弁などの様子はアキノキリンソウに似ている。
アキノキリンソウは神奈川では丹沢や箱根あたりで見られる。
しかし思いがけず瀬谷市民の森で一株だけ咲いていた。
セイタカアワダチソウに比べるとすっきりした花姿だ。