
神奈川県自然環境保全センターの樹木園で青い実が出来ている。
モクレイシだ。

モクレイシ(ニシキギ科)
緑色の果皮が裂けると中から紅い種子が顔を出す。ニシキギ科によくある形だ。

紅いのは、ねばっとした薄い種皮で中は白い。

木をよく見ると蕾もある。緑白色の花は3月下旬ごろなので蕾の期間がずいぶん長い。
モクレイシは雌雄異株で、前にこの木の花を観察している。
右記→ 雌雄異株

その時は雄株かもしれないと思ったが実ったので雌株だということがはっきりした。

ちょっと拡大してみると、花柄に3つの蕾がついていることが分かる。
綺麗さっぱり忘れてしまっていました(^^;)
あのとき花が咲いていた木に実が生ったのですね。
雄しべもはっきりとあって雄花に見えましたが雌花だったとは。
いや、難しいですね。
それはそうとして、実がプリッとグリーンの衣を脱ぐような様子は
マユミやニシキギよりもっと面白く感じました。
食べごろになったよーと知らせているのですね。
モクレイシなんて滅多に見ない木ですから、
記事のこともお忘れになりますよね。
私は何回もここを通っているのですが、こういう実がなるのは初めて見ました。
こんどまた花をしっかり観察してみます。
レイシはライチのことだそうで、熟すと赤くなるそうです。
やはり食べごろを知らせているのでしょうね。