横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

虫の冬、こんなのも

2007-01-18 09:08:42 | 近所
今日は虫の話題です。
苦手の方はパスしてくださいね。


市民の森を歩いていると、こんなものを見つけた。
子供の秘密基地? 
それとも大人が何かの目的で作ったものだろうか。


その近くの大きなミズキの木の幹に、
3cmぐらいの黒いシミのようなものが見える。


近づいて見ると10匹ぐらいの虫が寄り集まっている。
カメムシの仲間のヨコヅナサシガメが越冬しているのだ。


ちょっと刺激を与えると離散するように動いたが、
しばらくするとまた戻ってかたまりとなった。


さらに歩くとクヌギの木の樹皮の間に、
1cmぐらいの長さの卵のかたまりのようなものがあった。
これもカメムシの仲間でクヌギカメムシというものの卵だ。
春に孵化すると緑色に見えるゼリー状のものを吸って大きくなり、
クヌギやコナラの新芽が出る頃には幹を登って新芽の汁を吸うそうだ。

昨日の蜂に比べると、こちらのほうが観察に余裕がありそうだ。

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20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一致団結! (tomo)
2007-01-18 09:25:51
おはようございます!
昨日に続いて、虫ですね。虫好きの私は今回もへぇ~!新しい情報が刺激になってます。

幹の小さな黒い点が…虫の集団なんて驚きました。
巧みに体を寄せ合っていますね。かわいい。(笑)
冬の散策も、本当に奥深いものがありますね。
私も今度、気をつけて見てみようと思いました。

最初の写真の基地?は、どなたの作品でしょうか?
好奇心旺盛な私です。
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逃げっ! (ポージィ)
2007-01-18 10:15:20
最初の木の枝で作られたオブジェは楽しんでみてましたが…

うぎゃっ! このまま逃走いたします ピュ~ッ (^^;)
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いのち (あまもり)
2007-01-18 11:51:58
あーはっはっは ポージィさんは一目散に逃走(笑)
私も虫は苦手なんですが、おーちゃんの写真への説明に命に対する愛しみが感じられて最後まで読みました。(どうにか)
一寸の虫にも五分の魂は、どんな小さなものにもどんな卑しいものにも意地があると言うことですが、一寸の虫には一寸の命の営みがあるということを感じさせていただきました。
あまり凝視したくないけどこのドアップの見事さ。ファーブルおーちゃんに拍手です。
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平気です (千葉のおーちゃん)
2007-01-18 12:50:13
これは平気ですよ。長虫じゃありませんもの
体を寄せ合っておしくらまんじゅう、暖かくしてる
工夫ですね。ゼリーが養分になるんですね。
卵の白身もそういう役割をするんだっけ?
昨日のタワラバチの命名はズバリでしたね
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tomo さん (おーちゃん)
2007-01-18 17:25:32
虫の中には実を寄せ合って越冬するのがいますね。テントウムシもそうだと聞いたことがあります。
これらはグループで歩いたときに仲間が見つけたものですが、ひとりで歩くとなかなか目が行き届きません。
基地のようなもの、大昔のこどものころ類似のものをつくったこともあります。
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ポージィ さん (おーちゃん)
2007-01-18 17:27:14
あれれ、ご覧になってしまいましたか。ごめんなさい。もっと大きな字で注意書きすればよかったですね。
明日は虫から離れます。
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あまもり さん (おーちゃん)
2007-01-18 17:32:58
我慢して読んでいただいて有難うございます。
ヨコヅナサシガメの最後の写真はピンボケですが、わざとボカしたわけでなく下手だっただけです。ただクリアに撮るともっとどぎつく、特におなかの側は真っ赤な色です。
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千葉のおーちゃん さん (横浜のおーちゃん)
2007-01-18 17:36:43
平気でよかったです。
押しくら饅頭の越冬は暖かだけれど、天敵が来ると全滅しそうな・・何か知恵があるのでしょうか。
いろんな生き物の卵はうまく工夫されて、子供たちが育つのを助けるのですね。
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お-ちゃん....こんばんは. (お気楽で--す.)
2007-01-18 18:04:22
ハィハィ 植物博士から 昆虫博士に お変わりのようで
誠に 結構で---す.
でも 虫の固まったの チョツと駄目です...
頑張って下さい...
又 遊びに 来ます.
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写真なら ()
2007-01-18 18:19:28
大丈夫でした。
実物だったら、卵とか幼虫に弱いですw!

そういえば、教育園の池に
もう少ししたら蛙の卵が見られるかもしれませんね。

毎月発行される教育園のパンフレットにも昆虫のことが出ていました。確か毎月一度は学芸員の観察しながらのお話があったと思います。
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