
自然環境保全センターで3月に新芽が出ていて何だろうかと宿題になっていた。

ヨシ(イネ科)
今月に入って行ってみるとヨシの葉が長く伸びていた。
向こうに昨年のヨシが枯れ残っていて、その部分には新しいヨシが生えていない。
ヨシの手前にはもっと背が低くて様子の違う草も生えている。

イヌスギナ(トクサ科)
これは日当たりのよい湿地に生えるイヌスギナというものらしい。
昨年までこれもスギナと思い込んでいた。

スギナは栄養茎とは全く違った形の胞子茎いわゆるツクシができるが、
イヌスギナは栄養茎と同じ形の茎の先端にツクシがついている。

こんな虫がたくさん止まっていた。スギナハバチの仲間だろうか。
2年前の5月下旬には ↓ 幼虫がたくさんついていた。 同じ種類のもののような気がしている。
ハバチの幼虫
2枚目のようになったんですね!枯れたのが残ったままの場所には
新しい芽が出ないのですか?ヨシたちなりの理由がありそうですね。
イヌスギナのこと、私も知りませんでした。こういう形を見たら
みんなスギナと思ってしまいます。イヌスギナは、なんだかスギナとトクサの
中間的な様子に見えますね。面白いです~
そして一昨年はたくさんの幼虫をご覧になり今年はたくさんの成虫を…
その名もスギナハバチというハバチがいることも初めて知りました。
幼虫と成虫が2年越しで繋がったのだとしたら素敵です。
(今年は震災の関係で中止)
立ち枯れのヨシを焼くことによってさまざまな草の芽生えを助けることになります。
私もスギナとトクサは前からおなじみでしたが、
イヌスギナ、イヌドクサ、ミズドクサなど似たものがあることを初めて知りました。
しかもミズスギナという別の科のものまであるそうで驚きです。
幼虫がいたということは親がその草に来ていたのだということを改めて確認できました。
琵琶湖岸で ヨシを焼くのは風物詩みたいな感じで
新聞に載ったりしますが・・・
焼かないと新しいのが出ないんですね。
近江八幡の手漕ぎ舟で 緑色のヨシと桜の間を通ったのは 一度だけ、しかも大分前のことです。
春先にツクシを見る機会がたまにありますが、
スギナの茎などを 意識して見たことありません。
ただ、この特徴に似た草?を見ることはよくありますが
他のものだと思います。今度よく見て確かめます。
植物には「イヌ」をつけたものが多いのですね。
スギナハバチ! スギナによく止まるからでしょうか?
これも あまり見たことがないように思います。
京都にいるころそんなことに少しも気付きませんでした。
近江八幡は何年か前に行きましたが、船には乗らず岸から船を見ているだけでした。
ツクシが出る場所にはスギナがいっぱい(ツクシ以上)生えていることでしょう。
ふつうは注目しませんよね。
だからスギナハバチに気付くこともないんが当然です。