Sound of waves.  日々舞武両道

by 後藤宏美(Hiromi Goto)HiromiEva
カラダ教習所松戸EvaDanceStudio

2008-09-11 02:23:34

2008-09-11 02:23:34 | Weblog
無条件に世界を愛することが難しいことみたいに今は思う。世の中には不条理なことが多すぎるから。自分らしくあることは自分を知ることに基づく。けれど世の中を知ることは、目を閉じて光を見ることのようにも感じる…。…悪人がいて、善人がいるわけじゃない。人の心に、善悪がある。人は微妙なバランスの上に立っている…。正義は時として血を流すような痛みを伴い、悪は場合により寛大で優しくも見える。…なんて不可解な世の中だろう。。「見ていないものは裁けない…。」その通りかも知れない…、けれど人の心に等しい善なる光があればと思う…。罪は罰せられるべきものでなく、正されるべきものだと思いたい、思い切れるものならば…。慈悲の心を持ちたいと思う…。許す心こそが普遍的な愛だと信じるから…。法は未だ未完成で、本来そのようなものに頼らなければならない我々人間の心が未熟のようにも思う。勉強の前に道徳教育を怠るべきでないと思うけれど、自分が最後に道徳を学んだのはいつだっただろうか…。道徳心にも個人差があるのはわかる。むしろそれは外から学ぶのではなく内側から芽生えるようにも感じる。『人から奪ってはいけません』『
人を傷つけてはいけません』そして『嘘をついてはいけません』…こんなに当たり前に思えることが、どうして私たち人間は大人になってもできないんだろうか…本当に出来ないんだろうか。博学で地位も名誉もある人間が平気で貧しい人から自由を奪っていく。平気で人を傷つける。そして権力でコントロールしようとする…。…人一人の人生はそんなに軽いものじゃない。命の重さ、一生の価値は誰しもが平等であると思いたい。莫大な財産と知識をもってしても、人の一生なんて買えやしない。その人の一生はその人のものであるべきだ。コントロールされるべきものでなく、そんなことは不可能なことだと信じたい…。それなのに…。権力というものを持って『自分は他の人間とは違う』と思っている人間がいる。不平等に扱う人間がいる…なんて悲しい現実だろう。………正義を司る機関が正しく機能出来ず、他人任せのルールを守りさえすれば良いと思っている人間達が、法を、言葉を、武器として扱うのは、悲しくてなさけない世界…。なんて愛のない行為だろう…。悲観するのは簡単…でも改善するのは難しい…、自分のことも含めて客観視して改善するのが難しいことを…
、わかっていないわけではないけれど…。………私自身、もう一度、“責任感”、“善悪”、そして“判断と行動”について、考えてみようと思う…。………ルールは判断基準であって…それさえ守れば安全などということではない。ぬるま湯に浸かって、守られて、飼い慣らされてはだめだ。与えられた権利を乱用してはいけない。肩書きを自分自身だと思ってはいけない。危険を回避するためにも己の身の程を知らなければ……。常に変化する状況に柔軟に対応出来る方がいい。自分の頭で考えること、他人任せにしないこと、それが私の中の大切…。法ではなく良心のもとに、平和がもたらされる日が来ますように。何十年何百年かかっても、思いやりというものが尊ばれる世の中になりますように…。人から心が、愛が、なくなりませんように。そして、いついかなる場合にも、一拍置いて見る冷静な目と、感情をコントロール出来る理性が培われますように…。宏美
コメント (2)
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