恋

関西で恋をした

何度もLove youと言った

あなたは辛い時でも笑顔で

誰にも出し惜しみのない深い愛情で

周りを育てる天才でした

関西での恋は

人生を感じさせてくれるものだった

『私は何故踊るの？』

とか


そしてあらためて

ダンスに恋をしました。


苦しくて、声に出せない時

息を潜めて涙をのむとき

気持ちを伝える言葉が見つからないとき




ほんの少しのノイズでも心にしみてしまう程繊細になっている時に


それでも共にあるのは

私にはダンスでした。


静かに、
足音をたてず

空気を無音で動かして

空を進み


目をあけて訴えて

目を閉じて想った。


それでどんなに救われたか…




私は恋に不器用で
まだ一つしか叶っていない、

でもそれがダンスで良かった。


これから音楽と愛を育んで

人を育てられたら嬉しい




一人じゃないから少しずつ

踊りながらまた前に進もうと思います。

宏美