Sound of waves.  日々舞武両道

by 後藤宏美(Hiromi Goto)HiromiEva
カラダ教習所松戸EvaDanceStudio

ニュース

2015-11-25 18:58:36 | Weblog
私はニュース、TVはあまり見ないようにしています。

でも、FBやツイッターのおかげでニュースはそこかしこにありますね。

最近は、カッとなったお年寄りが殺人に至ってしまうなど、悲しいニュースも多かったそうです…。

私はベリーダンス講師の傍で、
数年前から武道を始めさせて頂いて、

怒りや、悲しみについても、

考えと感じ方がだいぶ変わりました。

…ある時、お世話になっている古武術道場の宗家、初見先生はおっしゃいました。

『戦うことはバカでも出来る。
だから戦わないことだよ。』

口喧嘩、痴話喧嘩、命の重さのわからない暴力沙汰。
嫉妬、牽制、啀み合いすらそうです。

私も昔は、喧嘩は受けて立つのがカッコいいと思っていました。

相手を倒して負けを認めさせると、それが喧嘩であれ、試験であれ、ダンスであれ、

自分の方がクールだと思っていたんだ…。

でも、違った。

学べば学ぶほど、
それは小さなゲーム板の上に乗っかって、
小さな小さな勝ち負けにこだわるという、
全く建設的でない、
私たちの、誰の未来にも、
なんの作用さえもできない、

終わりのない迷路のゲームみたいなものでした。

…今のこの、平和な日本で人を殺してしまうということは、

限度を知らない悲しさはもとより、

自制できないという、
最も苦しい罰を、

その人本人も受けているのだと思う。。

身体と心を繋ぐことが出来ないことは、

操作不能の車にずっと乗せられて、歯痒さに気が狂ってしまうことだろうと思う。

多くの人がコンピューターの前に座って、自身の身体とコミュニケーションも取らず、

感情とも向き合わず、

…自身の感情と身体と向き合っていない人にとって、

人と関わることはそれ自体が苦痛だろうと思う。

…そんな寂しい人たちが増えてしまったのだとしたら、

とても悲しいことです。

…武道において話すと、

できることは、
己を鍛錬することのみだと思います。

だから私は説教も出来ないし、
誰かを変えることも、助けることも、出来ません。

でも、興味深いと思ってくれる人に、

聞きたいと請われた話をし、

変わっていってくれる人たちがいたら、

それは、私にとっても、その人にとっても良いことかもしれません。

なんだかまとまらなくなってしまったけれど、

12/26土曜日に交流会を兼ねたスタジオの忘年会をやります。

ダンスの門弟達には煙たがられるかもしれないけれど(笑)少し、
話もしようと思っているので、

もしも、夕方空いていたら、連絡ください。参加費は2000~3000円だと思います。

人は会って話すと伝わることも多いので、チャンスがあれば会いましょう。

宏美
コメント
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