Sound of waves.  日々舞武両道

by 後藤宏美(Hiromi Goto)HiromiEva
カラダ教習所松戸EvaDanceStudio

現実とファンタジー

2022-06-23 18:33:00 | Weblog

【銃社会には賛成していない】

以前、銃を構えた写真などSNSに上げるべきではないとご指摘頂いたのですが



今、ある地域では護身の為に【必要】と考えた方が現実的な場所も存在します。


存在を否定することは、過去に

【イジメにあったことは内緒にして】と

私と家族に懇願した某私立女子校

と同じで

見て見ぬふり、存在を無視と言うのは

解決にならない場合もあります。


銃を学ばない方が良いのであれば、

弓も学ばない方が良く、

弓を学ばない方が良いのであれば、

手裏剣も、薙刀も刀も短刀も学ばない方が

良いかもしれません、


それであれば拳も学ぶべきではなく

まるで武術と暴力に区別の付かない人たちの

意見のようで、悲しい気持ちになりますよね。


そして、我々のコントロールの及ばない、

兵器なるものはどう考えるのか?


行き過ぎた安全志向が故に、


日本の子供たちにはは武道離れがあり、

取っ組み合いの喧嘩をすることも、

チャンバラごっこをすることもなく

殴ってしまったときの拳の痛みも

殴られてしまったときの体の痛みも知らずに

大人になり、、


大きくなるまで転んだことすらなく、、

初めて転んで骨折なんて悲しい事件もあり、


多くのものごとが想像の中で

VRと現実の区別さえつかずに、現実社会で問題を起こしてしまう場合だってあるんです。。。


銃を学ぶかどうかより、

行き過ぎた暴力的なゲーム、アニメ、描写で

想像力だけを煽ってしまうことの方が、

私には危険に思えます。


殴られたら痛いし、刺されたらもっと痛い、

転んでも痛いんですよ、相手をどついたら自分も痛いし悲しいんですよ、怪我をしたら悔しいし、怪我をさせてしまったら悔やむんですよ、


だからそういうのは、【大事】にならない

子供のうちに、大人の監視下でちょっとくらい体験しておいた方が安全っと考える親は稀なのかなぁ………😓


私は小学生までは近所が男の子ばかりだったからしょっちゅう泣かされて、


泣かされて帰ってきたのに「泣かしてこい!」と父親にさらなる拳骨をくらって


痛かったですよ😅

どっちも痛かった。


でも、大人になってから他人に本気で殴られた時に、子供時代の父の鉄拳は、加減に加減を重ねた愛ある拳だったんだと、初めて知って泣けたのを覚えています。


【暴力なんてなくなればいい】

【銃なんて使わなくていい社会がいい】

【争いなんてなかったらいいのに】


それは全部そう。


だからこそ、私は武道の中に

相手を生かす為の、共に生きる為の希望を

見出して、、


教えて頂いたことの全てを、

実戦では使うことなく一生を終えられますように、子供たちの時代には必要のない時代が

来ますようにと切に願っています。


射撃も上手ければ、誰かを傷つけなくて済むことだってあるのではないですか?


誰かを救うことだって出来るかもしれない。


大昔の人は、弓で射た獲物に刃物を突き立てて、その食感を肌で感じた上で、


感謝を持ってもちかえり「いただきます」としたのでしょう。


私たちは生き物の命を頂くまでの、大変なプロセスをすっ飛ばし


今や生き物のみならず、畑で働く大変さすら知らない人がほとんどです。。。


歩かず、自然に感謝と奉仕をせず


バイオレンスなTVや映画を娯楽として疑似体験する贅沢者です


そんな私達だけれど、少しでも【考えて】【学んで】【育てて】【育てられて】これからも、たくさんの仲間と地球の家族として、より良い生き物になっていきたいな。


HiromiEva

コメント
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