これは、我が家の水仙です。春になったら自然に芽を出し花を咲かせてくれました。
宮城県でも東日本大震災から5年目の春を迎えています。
11日には、国を始めとして石巻でも、河北町のビッグバンで石巻市の追悼式も行われました。
5年の間に何が変わったのかと考えてみました。
仙石線は前線開通し、復興住宅入居も始まっています。仙石線沿いの蛇田には新しい駅の開設が予定されています。東松島市の高台造成も進んでおり、新しい場所での野蒜駅もできました。石巻魚市場も新しい施設で再開されています。宮城県の漁獲高も大分回復してきているようです。防潮堤は完成したところもありますが、いまだに高さ等議論されているところもあります。
白梅のオリーブさんのお宅でも、住居を新築され新居での生活を始めているとのことで、おめでたいことと思っています。
メロリンさんのお知り合いの方々もこの5年間の間になんとか生業を復活させたりすることができ、震災直後の心配から解放されたとのことです。
被災地の人々の必死の頑張りによって、ここまでこぎつけることができたのだと改めてその努力や気力の力強さを感じさせられます。
インフラは、資金の確保によって実現できるので、ここまで復旧することができたのだと思いますが、精神的な面の課題は、今も深く残されているように思います。(宮城県で不登校の人数が多いとか、運動能力の平均値がかなり低いとか。)
今も震災被害を背負いながら生活している方々がほとんどではないかと思います。
そんな中で、良いニュースを目にしたので皆さんにお知らせしたいと思います。
それは、石巻の「子ども食堂」についてです。
(現在、首都圏で「子ども食堂」の開設が増えていることをご存じでしょうか?テレビ等で時々放映されていますよね。「たった一人で栄養の足りない食事をとらざるをえないような子どもたちのために、ボランティアの方々によって支えられている食堂」です。)
石巻の貞山小学校の校舎の一部を借りて「子ども食堂」が開かれており、子どもだけではなく親も一緒に安い料金で食事ができます。
子どもの場合はお手伝いをすると食事が無料になったり、地域の方がボランティアをしながら交流をする場ともなっているとのことです。
この主催者の代表の方は、湊出身の29歳の男性です。NPO法人TEDIC
ホームページ http://www.tedic.jp (活動等が書かれています。)
子ども食堂等 応援費として寄付を募っています。
◎ マンスリーサポーター(継続会員 ・クレジット決済)
月 500円 1000円 3000円 5000円
◎ 単発寄付(今回限りの寄付・クレジット決済)
300円 5000円 10000円
振り込みも可能だそうです。
振込先 ① 七十七銀行 石巻支店 普通 5903378 特定非営利法人 TEDIC 代表理事 門馬 優
② ゆうちょ銀行 二二九支店 当座 0138514 NPO法人TEDIC
③ 振り込み用紙 記号番号 02210-8-138614 NPO法人TEDIC (エヌピーオーホウジン テディック)
単発でも月々でも、少しでもお手伝いできたら嬉しいことですね。
若い人が頑張ってくれるのは頼もしいことです。ありがとう!!門馬さん!
入居が進んでいる蛇田の復興住宅。以前と違って駐車場には車、そしてベランダには洗濯物が干してあります。
市立病院の完成はもう少し先のようです。前回見た時はまだクレーンで骨組みを造っているところでした。
春が芽吹めぶいています。自然は逞しいですね。私も見習います。
ここ2,3カ月、私の住んでいる地域の子供たちの学力を上げるためのボランティアを言い出した方がいて、あれこれもめたところです。格差の広がりは政治の問題ですが、ボランティアも年寄りができることとできないことがありますね。ここは若い人にがんばってもらわないと。
保育園に入れない子もいて問題ですし、知人が幼稚園作ったのですが、アルバイトの先生探しがうまくいっていません。
子どもなど、弱い人々にしわ寄せがきているのは、被災地だけの問題ではなく政治の問題です。
でも、地方には、豊かな自然があるのです。子育てにも良い環境です
なんとかそのメリットを生かして、様々な課題の解決に繋げられないものでしょうかね
それを考える時、政治の力は大きいですよね。
なんとかならないのですかね
このごろ仙台あたりでは、ヨモギが顔を出し始めていますその内、どこかの保育園等で子どもたちが、ヨモギ摘みやヨモギもちを作る姿が見られるかもしれません。これも自然が身近にあればこそですね。