マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

画面の準備 -- 発信画面

2010-11-13 11:37:35 | Weblog
いよいよMTM06が1週間後になってしまいました。まだアンテナ表示が用意できていませんが、最後に廻した発信画面をようやくとこさえました。もうちょっとカッコ良くしたいのですが、ツールも、それを使いこなす腕も持ち合わせないのが悲しいところです。キートップにちょっとグラデーションを付けたのが精いっぱいの努力。



機能的には特に変わったところはありません。発信ボタンで、ダイアルした番号に発信を開始して、発信中画面に遷移します。ちょっとわかりにくですが、ダイアル入力中の↑の画像ではA2DPストリームが流れている状態なのでA2DPアイコンが緑色になっていますが、発信動作↓になるとA2DPストリームが止まってアイコンが黄色に変化します。



そして通話中状態になるとHFPのアイコンが緑色に変化します。



発信動作に関してはBluetoothヘッドセットは関与しません。もちろん、呼出音や通話音声についてはヘッドセットから聞こえるのですが、ヘッドセットのボタン操作では発信することができません。使用しているDR-BT1400Pでは、ボタンの長押しで、最後に発信した番号へのリダイアルがおこなえることになっています。HFP経由でAT+BLDNというATコマンドを送信しているものと推測されますが、残念ながらWT32側のHFP AGの実装が、このATコマンドをサポートしていないようです。リダイアルされたことをイベントとして通知してくれませんので、リダイアル処理を組むことができないのです。WT32ではiWRAPというファームウェアにより、各プロファイルを非同期シリアルポート経由で簡単に操作できるように工夫されてはいますが、その半面サーポートできる機能は限定的になってしまっています。HFPに関しては特にAG側の制約が大きいように思われます。もともと、AG側よりもHFPデバイス側として使用されることを想定しているように思われます。