そら豆は、もぎ取りたての新鮮なものが一番おいしいと思う。鮮度が落ちるのが早いから、もいだらすぐに、サヤごとグリルで軽く焼く。サヤがちょっと焦げるくらい焼いたのを枝豆を食べるみたいに蒸し焼きになったそら豆をサヤからぷりっと出して食べると甘くておいしい。何も味付けしなくても、サヤごと蒸し焼きしたのが、好き。
そら豆がまっすぐ空を見上げているのは、もぎ取りするにはまだ早い。でも、昔から伝わる在来品種のそら豆は、いつまでもお空を見上げてる。品種改良された品種に比べ豆が小さいけれど、サヤがたくさんついておいしいそら豆。
うぶ毛をつけた緑色のサヤから、うぶ毛がとれてピカリとテカリのある緑色のサヤがもぎ取り時。
そら豆を見上げていたサヤが少し首をかしげてくる頃には、光合成で得たデンプン質が豆にパンパンに詰まる。豆を守っていたサヤの水分が抜け黒くなる。ワタもすべて豆の栄養にしているんじゃないかな。
そら豆、すごいよ。
そら豆収穫してみない?