年2回開かれるイタセンネットの総会、今年度最後の第2回総会。
2017年度最終総会は連携団体の紹介や綾会長の大工大と水生生物センター職員のご退任、修士課程修了メンバーのプレゼや河合先生の大阪市環境表彰受賞ご挨拶など、終了後それらをお祝いする祝賀会も有り盛りだくさんの総会でした。
大阪工業大学大宮キャンパス。
イタセンネット2017年度 第2回総会、綾会長のご挨拶が始まったところ。
年2回開かれるイタセンネットの総会、今年度最後の第2回総会。
2017年度最終総会は連携団体の紹介や綾会長の大工大と水生生物センター職員のご退任、修士課程修了メンバーのプレゼや河合先生の大阪市環境表彰受賞ご挨拶など、終了後それらをお祝いする祝賀会も有り盛りだくさんの総会でした。
大阪工業大学大宮キャンパス。
イタセンネット2017年度 第2回総会、綾会長のご挨拶が始まったところ。
8月最初のイタセンネット定例保全活動です。
7月12日、大阪府立環境農林水産総合研究所水生生物センターから、今年度は淀川城北ワンドにおいて8,888個体のイタセンパラ稚魚が確認されとの報道提供が有り、対前年15.4 倍、1994年の調査開始以来最多の稚魚が確認されました。
普段は閉じた水域の城北ワンドでの事とは云え、一度ほぼ絶滅したとみられた野生生物が復活するとは世界的にも極めて稀有な出来事です。
今後は他のワンドや淀川水系でも確認され出すと世界的にも注目され出します。
夏空が広がってます。
最初の投網のイタセンパラ。
イタセンパラなどタナゴ類が産卵する2枚貝が大量に食べられてます。
菅原城北大橋。全長1.3㎞。
イタセンパラ。
小さな子供たちも参加してます。
5月は不参加で、風の便りにイタセンパラの稚魚が沢山網にかかってるそうで、さて今回はというと同じ様に沢山網にかかっていて、確認個体が十匹以上数十匹単位に成って来たようで、いよいよ新しいフェーズに移ったのかのも知れないですね。
処で今回高槻から淀川に見学に来られてたグループの、小学生低学年?の男の子の解説レベルが非常に高く大人並みで大うけしてました。
朝のご挨拶。
ゴミ拾いのお掃除活動に来てた大宮小学校のキックベースボールの女の子たち、大宮小校下青少年指導員会の月例活動だそうです。
水位がかなり低く成ってます。
ギャラリーが最初より増えてます。
イタセンパラの稚魚。
イタセン上から。
ウシガエル。
この子が解説をしてくれました。
今月2回目のイタセンネット城北定例活動。
肌寒かった3月と違って初夏を感じる上天気、いよいよ水辺の季節到来です。
イタセンパラの方はまだ二枚貝の中に居て、5月2回目の定例活動辺りには網に掛かるかな~、と云ったところ。
今回は記録的な不漁。
一番奥にも網を掛けます。
菅原城北大橋。
城北ワンドの透明度もここまで綺麗に成ってます。
外来魚だけは何時になく大漁。
タイリクバラタナゴ、婚姻色です。
珍しく網にかかった大きなギンブナ2匹、調査の後淀川へリリース。
イタセンネット庭窪ワンド定例活動終了後、超自然系アイドル「ぽぽっぽくらぶ」のライブ。
「やさしい笑顔 ~ TENDER SMILE」と「琵琶湖マジック」の2曲を歌ってくれました。
「TENDER SMILE〜やさしい笑顔〜ぽぽっぽくらぶ」はミニアルバムとしてCD発売されています。
準備中。
高校3年の双子ちゃんと小6の妹の三姉妹さんです。
スタッフの方から頂いた葦抹茶入りチョコクッキー。
もう一枚「古代湖浪漫」というCDも出されています。
イタセンネット庭窪ワンドでの定例保全活動に初参加!イタセンネットの定例保全活動は、月二回の城北ワンドが基本でしたが昨年度から守口市の庭窪ワンドの保全活動が加わり月三回に成りました。
庭窪ワンドのの保全活動は、数年前から地元の淀川河川レンジャー山口さんが河川レンジャー活動として行ってきた活動に、地元の要望で昨年から水生生物センタースタッフが加わりイタセンネットの保全活動に成りました。
私は集合場所の庭窪レストセンターへの入り口が見つからず、周りを車で廻っていたので少し遅れて要領がもう一つ掴めませんが、保全活動班と清掃活動班の二班に分かれる様で、以前から山口さんが嘆いていた清掃活動班に加わりますが、場所は鳥飼大橋の下流側左岸本流から少し入り込んだ地形で、ゴミが流れ込むばかりで流れて行かないのか上流から流れてきた細かく粉砕されたプラスチック片などが層に成って積み重なってる様な所で拾いきれる様な状態ではなく、一度重機でも入れてゴミを撤去、その後に砂を入れれば格好の砂浜が出来るのにな~と、思いながらのゴミ拾い。
保全活動の方は相変わらず40㎝級のブラックバス三匹なども網にかかり、本流と繋がってない城北ワンドとは少し様子が違っています。
鳥飼大橋が見えます。淀川に架かる道路橋2本とモノレール橋、高速道路橋の計4本が架かっています。ー
右、鳥飼大橋。ここからではよく分かりませんが、ゴミが層に成って重なっています。
良い砂浜に成りそう。
城北の様にごみを探す必要はなく、足元を掘ればゴミが袋にドンドン溜まって行きます。
庭窪ワンドの保全班の方に向かいます。今年生まれたイタセンパラはまだ2枚貝の中に居て、今月と来月辺りは水生生物調査と外来種の駆除が主な活動内容に成ります。
今回は外来種のオオクチバスが網に掛からずブルーギルも確実に個体数の減少と小型化が確認され、淀川固有種のタナゴ類などは順調に回復が見られますが、以前は沢山いたフナが見られず一度生態系のバランスが崩れるとその回復の難しさが伺えます。
4月1日実施日で、今回は学校関係者の参加が少なめです。
昨年新しく設置された看板。
場所を変え何回かに分けて網を張ります。
菅原城北大橋。
外来種と在来種を分けていきます。
婚姻色のカネヒラ。
アユが網に掛かりました。本来アユのいる場所ではないので城北ワンドで越冬した逸れアユの様です。
今回はオオグチバスがいない(初めてか?)外来種。確実に小型化してます。
淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク(イタセンネット)年度末総会です。
大阪産業大学・鶴田さんとパナソニック エコリレー ジャパン・山口さんの活動事例報告の後今年度のイタセンネット活動報告を伺いますが、今年度は月3回の定例会以外にも、環境系イベントその他へのブース出展やポスター展示など毎月の様に活動の切れ目がなく改めて大変アクティブな1年だったことが分かります。
「財団法人 淡水魚保護協会」の設立や、1970年代初頭よりイタセンパラに注目され淀川のシンボルフィッシュとしてイタセンパラの天然記念物指定と生息環境保全など淡水魚保護に尽力され、今年の3月14日に逝去された木村英造さんの功績を称えるためのシンポジウム。
冒頭のご挨拶で今回の実行委員のお一人 綾先生から「いるとうるさくて困る。しかし、いなくなるともっと困る。そういう人間でありたいと願ってきた。」との生前の木村英造さんのお言葉が紹介され、私はお会いしたことは有りませんが、今とは180度違うと云っても良い昭和時代の河川行政を向こうに回し、奮闘された当時の姿を彷彿と想像させます。
趣旨説明の後、淀川イタセンパラ保全の現状や行政の対応などの報告が続きました。
受付は、いつもイタセンネットの保全活動で見かける大阪工業大学の学生諸君が対応。
会場はギッシリ満席。大阪近辺の淡水魚関係の研究者や、河川行政のお役人が揃ってます。
本日の資料。
窓の外は、城北ワンドが一望に望めます。
1970年代の半ばから1990年代初頭にかけて発行されていた「財団法人 淡水魚保護協会」 機関誌の数々。
淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク(イタセンネット)本年最後の城北ワンドでの環境保全活動、再開は水温が上がり二枚貝に産み付けられたイタセンパラの卵が孵りだす来年の4月からに成ります。
最終日もイタセンパラ1匹が確認され、夏以降の大漁と相まって確認数はこれまでと比べて一番多い年に成った様で、来年以降も確認されれば第五世代と云う事に成ります。
イタセンのメンバーは淀川に行けば何時でも見かける事は出来ますが、イタセン活動は取りあえず来年4月まで暫しのお別れです。