自然にみちた水辺づくりプロジェクト

自然にみちた水辺保全の活動を記録するブログ

大阪自然史フェスティバル 2018

2018-11-18 11:10:10 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 大阪近辺で開催される自然環境系のイベントでは多分最大の「大阪自然史フェスティバル」、しかも「関西文化の日」に合わせて2日間開催されるので会場の大阪市立自然史博物館の入場料も無料と成るお得なイベント。

 今回は何年か前からブース展示を行ってる「イタセンネット」の展示ブースで2日目だけですがお店番のお手伝いです。

 朝出しなに手間取ったり、前日の池田まち歩きで足が動かず長居駅から1㎞近くの自然史博物館迄の道程の遠かったこと、お蔭で予定より30分遅れで会場到着。

 

長居公園到着、ここから約700m先が会場。

長居陸上競技場。

大阪市立自然史博物館。

イタセンネット展示ブースの有るナウマンホール。

イタセンネット展示ブース。

植物園から。


イタセンパラシンポジウム in 淀川 2018 ~希少淡水魚保護/生物多様性増進活動のプラットホームの構築~・2日目 城北ワンド見学会

2018-10-21 09:10:58 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 前日開催された「イタセンパラシンポジウム in 淀川 2018」のエクスカーションとしてイタセンネット城北定例保全活動の見学会です。

 エクスカーション参加者は9時半以降に来られるので、イタセンネットプロパーは通常より少し早い8時45分集合で見学者の来られるのを待ちますが、淀川上空には雲一つない青空が広がり放射冷却現象で少し気温は低めですが陽が高くなるにつれ暖かく成り絶好の見学日和です。

 見学者と少し多めのイタセンネットプロパーで100名以上の参加者に河川敷は賑わってますが、肝心のイタセンパラの確認数は大半が産卵も終わって激減し7匹、今年度のイタセンパラ・シーズンも終わった様です。

 

イタセンネット定例保全活動が始まります。 

最初の投網。

2回目の投網。見学者が来られて急に人数が増えてます。

在来種と外来種の仕分け。

大人が小さな子供に説明してるように見えますが、本を広げて説明してるのは右の子供です。

アメリカザリガニが大漁。生息域に網が入った様ですね。

子供たちもブルーギルの仕分け中。

イタセンパラ。サイズなどを記録した後再放流されます。

在来種。此方も再放流。


イタセンパラシンポジウム in 淀川 2018 ~希少淡水魚保護/生物多様性増進活動のプラットホームの構築~

2018-10-20 13:40:18 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 「イタセンパラをはじめとする希少種の保護ならびに生物多様性の増進活動のためのプラットホームの 構築を主題に、各地の淡水魚保護活動家、専門家による講演、パネルディスカッション、討議を行い、今後の方向性を探るシンポジウム」イタセンネット主催シンポジウムです。

 今回のシンポジウムは、淀川水系 木曽川水系 富山県氷見のイタセンパラ生息3水系からイタセンパラ保護に係わってる専門家が一堂に会する初めてのシンポジウムで、各水系ごとにこれまでの経緯から現状、今後についての報告を伺いましたが、各水系共に絶滅状態から再発見、今では個体数も順調に増え保護活動を担う地域コミュニティへの広がりをそれぞれの地域特性に合わせて構築されつつある様です。

 この後の国交省 環境省 日本魚類学会から関係者を交えてのパネルデスカッションで、国交省近畿地方整備局淀川河川事務所から現在整備中のワンドも含めて淀川三川合流地点から淀川大堰までの間で77カ所のワンドが整備され、計画では100カ所近くのワンドが整備されるそうで淀川水系ではイタセンパラの完全復活を目指す事に成りそうです。


会場の大阪工業大学 梅田キャンパスOIT梅田タワー。

天然記念物・イタセンパラ。

フロアーでパネル展。

会場内は撮影禁止で写真はここまで。


イタセンネット城北定例保全活動 10月

2018-10-06 09:00:09 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 三連休初日、台風でお天気が安定しない中今月最初のイタセンネットです。

 朝8時過ぎ出ようとするといきなりの雨で、スマホで天気図を見ると通り雨の様なので自転車で出発、三連休初めで参加者も少なめ、今月初めにワンド水制工に補修工事が有り石が入って嵩上げされてたのが目立ちますが、水温の変化も有るのか地引網に掛る魚も少なめで婚姻色に染まり始めたイタセンパラの確認数は31匹、前回より半減してます。

 婚姻色の方は、もう少しピンク色が強く成る様にも思いますがこんな感じかな・・。

 

朝のご挨拶中。

グリ石が入れられて嵩上げされた水制工。

最初の投網。

雌雄のイタセンパラ。オスは婚姻色に染まってます。

台風21号での倒木。

雨雲も去り秋空の広がった淀川上空。


イタセンネット城北定例保全活動 9月

2018-09-16 19:40:29 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 朝から気温が高く夏に戻った様な三連休2日目、イタセンネット9月城北定例保全活動の2回目、さすがに三連休2日目とあって参加者少なめですが、イタセンパラ確認数の大漁傾向は変わらずこの日も何と75匹が確認されます。

 期待の婚姻色に染まったイタセンパラは、水温がまだまだ高い様で次回10月の定例会に持ち越しになりましたが、大きく育ったイタセンパラが沢山確認されていてこれ位の大きさに成ると私でも区別が容易なんですね。


城北ワンドです。

お孫さんを連れて参加

2回目の投網。

イタセンパラ、婚姻色に染まり始めてます。

3回目の投網。

参加してる大学生がイタセンパラを手に説明をしてくれています。

全部イタセンパラ。

此方は外来魚。

網に掛かったイタセンパラの体長などを記録後リリースします。

淀川ワンド群。


イタセンネット城北定例保全活動 8月

2018-08-19 10:33:54 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 8月最後の城北ワンドイタセンネット定例保全活動。

 私は5月以来の参加で酷暑の間は会の代表が参加されてたりでその間の事情は良く分かりませんが、7月の新聞報道で今年度の淀川水系でのイタセンパラ確認数2万匹越えの報道が有り今では2万5000匹を優に超えてるそうで、放流したイタセンパラ次世代個体を目を皿の様にして投網の中を探してた事が嘘の様な出来事です。

 期待されてた婚姻色には少し間が有りそうですが他のタナゴ類は婚姻色が出始めており、9月以降水温が下がり始めれば赤く婚姻色に染まったイタセンパラが見れるはずです。

 

積乱雲が消え秋色に染まりだした淀川上空。

菅原城北大橋下の城北ワンド群。

私は到着が少し遅れたので、最初の投網が終わり在来魚の仕分けが終わってました。

イタセンパラです。

横から見ると多少は違いが分かります。イタセンパラです。

2回目の投網。3回の予定でしたが、釣り人の邪魔をしない様に今回は2回で終了。

確認される在来種の種類も確実に増えてます。

学生が説明してくれてますが、稚魚だと特徴があまり出て無くて区別が付きにくいですね。

足が細いですがクロベンケイガニの様です

駆除対象の外来魚。


イタセンネット城北定例保全活動 6月第1日

2018-06-02 09:30:06 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 月2回のイタセンネット城北ワンドでの定例保全活動1日目。

 そろそろ今年孵化したイタセンパラの稚魚が確認されてますが、この位の大きさの同じタナゴ類だと種の特徴が表れてないのでよく区別がつきません。

 今回から新たに参加された地元旭区が創業の地に成る沢井製薬株式会社CSR地球環境チームの方たちが子連れで参加されて、中には大変詳しい子供もいたりして賑やかな定例保全活動です。


雲一つない上天気です。

30分ほど遅く来たので最初の網が引き終わったところ。

2回目の網。

背中に「sawai」のゼッケン。

新参加者の皆さんにイタセンネットの説明中。

ライギョとも呼ばれる要注意外来生物「カムルチー」の孵化してから間のない稚魚の群れ。

イタセンパラの稚魚。

子供たちにブラックバスの説明。

上がブルーギル、下がブラックバス。一番上のブーギルは黄色っぽくメスだそうで抱卵状態でした。


イタセンネット城北定例保全活動 5月

2018-05-20 09:00:39 | 淀川水系イタセンパラ保全市民ネットワーク

 今月のイタセンネット城北定例保全活動は前回が「外来魚駆除釣り大会 in 淀川 2018」の開催で今回だけに成ります。

 イタセンパラの方はまだまだ孵化前で確認できませんが、妙に大きなブルーギルが網に掛かっていて駆除その他で個体数が減ったのが残存ブルーギルの捕食のしやすさに繋がってる様です。

 来月後半辺りからイタセンパラの確認も有りそうですが、今年冬のワンドに氷が張るという様な低水温が原因か、水草その他の生育も悪くイタセンパラの孵化も例年よりは遅く成りそうですね。

 

朝のご挨拶。

釣り人におねだりしてる「アオサギ」くん。

ボーイスカウト活動で淀川釣りにやってきたガブ隊の子供たち。

地引網が上がって来ました。全体にまだまだ個体数も少なめ。

カブスカウトの子供たちも急遽地引網に参加。対岸の東淀川区のボーイスカウト団だそうです。

大型のブルーギル。

何時ものお魚少年が外来魚を仕分け中。