幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

『梅』で低体温を改善☆~実験編~

2014-08-24 | 食品の安全、料理

http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2013/08/1379.htmlから

【気候と食】『梅』で低体温を改善☆~実験編~

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今回の実験で飲んだ梅しょう番茶

みなさんこんにちは☆
前回は、梅の歴史・効用から梅が夏にぴったりなことをご紹介しました^^
今回は、梅をさっそく摂ってみて、実際に身体に変化があるのか調べてみました。

ただ、梅を毎日摂るのは大変だと思います><
そこで、梅を手軽に摂れる「梅しょう番茶」を作って実験してみました☆

 

【実験内容】
梅しょう番茶を毎日飲んで、体温は上昇するのか?
会社の女子4人で実験してみました♪

①毎日、空腹時の夕食前に「梅しょう番茶」を飲む

◆「梅しょう番茶」の作り方



<材料>
・すっぱい梅干(はちみつ漬けとかの甘いものではなく)1個
・醤油
・おろし生姜(チューブでも可)
・番茶(緑茶)

<作り方>
1.梅干の種を取って、湯飲みに入れてつぶし、よく練ります。
2.そこに醤油を少々、おろし生姜を入れてさらに練ります。
 →おろし生姜はチューブで大丈夫です☆
3.番茶(緑茶)を入れ、よく混ぜてできあがりです。

②毎日の体温を測る
毎日体温を測って記録。
※基礎体温計測に則ってできるだけ起床時に計測。

結果はこうなりました☆
   

 

変動が大きいメンバーもいますが、大きくは体温が上昇しています!!
また、あまり変わらなかったメンバーも体温が高い日が増えています。

他にも体温だけで無く・・

◆飲んだ後は身体が中からポカポカした
◆体調がいつもよりいい
◆お通じが良くなった
◆長時間の冷房もつらくなくなった!
◆実験後も体温が割りと高めなのを維持してる

という声も・・・♪

今回は、まずなぜ体温が上がるのか、調べてみました^^

 

◆◆体温上昇の構造~塩(ミネラル)が体温上昇に必須~◆◆

私たちは、食べ物に含まれる糖質からエネルギーや熱を作り、体温を保っています。
食べ物に含まれる糖質は、体内で消化され、ブドウ糖として吸収されます。
ブドウ糖は、人間に備わる酵素の働きでATP(≒エネルギーや熱)に変化します。
こうした体の仕組みによって、私たちの体温は保たれています。


ATPイメージ

そして、ミネラル・ビタミンがこの仕組において、とても重要になってきます。
まず、ブドウ糖は、消化酵素によって分解されます。
分解されたからといって、ATPになるわけではありません。
加工して様々な物質に変化する必要があります。その加工に必要なのが、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンなのです。

参考:酵素ダイエットの仕方


エネルギー(ATP)ができるまで
 

つまり、、ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からATP(エネルギーや熱)を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。
しかも最近の食事の傾向として、加工精製食品に頼った食事をしているため、タンパク質・脂肪・糖分を過剰に摂取している反面、ミネラル・ビタミンは不足傾向にあり、さらに食べない系ダイエットといった無理なダイエットをしてしまうと、ますますミネラル・ビタミンは不足してしまいます。
こうした食生活の乱れや無理なダイエットによるミネラル・ビタミンの不足が、低体温を引き起こす重要な原因になっているのです。
体温を上げて、低体温を改善するためにも、ミネラル・ビタミンを豊富に含んだ食事をする必要があるんですね。

参考:【体温が保たれる仕組み】より

◆◆梅(クエン酸)と一緒に摂ることで吸収率UP!◆◆

実は、ミネラルを摂っていても、そのまま身体に吸収されるわけではありません!
ミネラル・ビタミンは酸化に弱く、酸素に触れると吸収率が悪くなります。
そこで重要になってくるのが、梅にも含まれる(クエン酸)なのです!
ミネラルがクエン酸などと結合する状態をキレート(ギリシャ語で「つかむ」と言う意味)といいます。
キレート作用でクエン酸は、体内に入ったカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを挟み込み、酸化されにくくすることで体内に吸収しやすくするのです。

 
つまりミネラルを吸収するためには、クエン酸が必要☆
ミネラルとクエン酸を同時に摂れる梅干しは、それだけでミネラルをしっかりと吸収できる優れものなんですね。
(最近では、サプリメントの中にもこのキレートを謳い文句にした商品が出回っています。梅干は天然のサプリメントなんですね☆)

クエン酸が必要なのは、ミネラル吸収のためだけではありません。
ATP生成そのものにも関わっています。
図の様に、、ATPを作り出す仕組みそのものが、クエン酸回路といい、
元々体内で作りだしていたもの
だったんです!

 

クエン酸回路によるATPの生成

ではなぜ、体内にあるクエン酸を、わざわざ摂ることが必要なのでしょうか。
後編で追求してみたいと思います☆

参考:http://www.nutweb.sakura.ne.jp/iframe/03_ippan/10eiyoukouza/sinwa.html

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梅』で低体温を改善☆~梅は「薬」・本来の健康とは~

2014-08-24 | 食品の安全、料理

http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2013/09/1384.htmlから

【気候と食】『梅』で低体温を改善☆~梅は「薬」・本来の健康とは~

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梅のオススメレシピ
ちょっと本格梅茶漬け→http://cookpad.com/recipe/2164179
豚の梅生姜焼き→http://cookpad.com/recipe/367731/

前回は実験結果からも、梅干を摂取することで体温が上がることが分かりました。
それを受け、なぜ梅が体温上昇に良いのかおさらいしたいと思います

①食べ物からATP(エネルギー)を作ることで体温が保たれる
②ATPを作るにはミネラル・ビタミンが必要
クエン酸と一緒に摂ることでミネラル・ビタミンの吸収率がUP!
ミネラルとクエン酸を同時に摂れる梅干しは、それだけでミネラルをしっかりと吸収できる
⇒ATPを作り出して体温を上昇できる

ここまでで、梅干のすごさが十分伝わるかと思います :D
しかし!クエン酸はもともと体内で作りだされていたということも分かりました
なぜ体内にあるはずのクエン酸を、わざわざ摂ることが必要なのでしょうか。
今回はここから追求してみたいと思います


◆◆クエン酸が不足する現代人◆◆
クエン酸はミネラルの吸収だけでなく、人間の体内において、摂取した食べ物をエネルギーに変えるために欠かせない成分です。エネルギーとは、人間が生きていく上で必要不可欠であり、エネルギーをつくり出すことができなければ、生きていくことができません。このエネルギーをつくり出す仕組みをクエン酸回路(TCAサイクル)と呼びます。
参考: http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/citric-acid/

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ところが現代人は、ストレスや運動不足、または過剰な運動量、生活の乱れなどで、クエン酸回路自体がさびついているのでまともに機能していないのです。そしてその結果、体内はエネルギーでなく乳酸が蓄積され、ますます疲れやすくなっているのです :-(
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また、食生活の変化もクエン酸が欠乏する理由になっています
①粗食だった日本人が、どんどん過食になっていることにより、エネルギーに変えなくてはいけない量が増えていること。
②欧米の肉食生活が取り入れられたことにより、現代の日本人の身体は酸性体質になっています。酸性体質はアルカリ性食品を摂ることで、中性化(あるいは弱アルカリ性化)することができ、身体を健康に保てるのです。
だから酸性体質になっている現代人は、アルカリ性であるクエン酸を摂取する必要があるんですね :D
◆◆梅はあくまで「薬」。本来の粗食に戻すことが本当の健康◆◆
ここまでお伝えしたとおり、過食・ミネラルが不足している現代人にとっては、梅(クエン酸)を摂ることが、健康にとって有効なのが分かりました。
しかし、前回の記事でもご紹介したとおり、梅は「薬」「高級品」だったもの。
本来なら、摂取は必要が無いものだったんです
健康を意識した生活にし、食事も日本古来の粗食になれば、自然と必要な分だけのクエン酸を自らの作り出すことができる
「梅」を摂らなくても良い身体が、目指すべき本当の健康なのかもしれませんね :D
それまでは旬の食材の力をお借りする必要がありそうです

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車両"0系"を模した炊飯器を発売

2014-08-24 | 徒然なるままに

買わないけど欲しい。: JR東海が東海道新幹線開業50周年を記念、開業当時の車両"0系"を模した炊飯器を発売。価格は24,800円、炊き上がり時に車内チャイムが http://blogs.yahoo.co.jp/kisaroha58

 

 

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安楽死のためのスイス渡航者、5年で611人に

2014-08-24 | 世界

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140821-35052666-cnn-intから

安楽死のためのスイス渡航者、5年で611人に

CNN.co.jp 8月21日(木)14時51分配信

(CNN) 安楽死する目的でスイスを訪れた「自殺旅行者」が2008~12年の5年間で611人に上ることが、スイス・チューリヒの法医学研究所がまとめた実態調査で明らかになった。

それによると、旅行者611人は31カ国からスイスを訪問。特にドイツと英国からの旅行者が多かった。

英国では死ぬ権利を訴える6団体が年間約600人の自殺を手助けしており、うち150~200人が自殺を目的に渡航しているという。

611人のうち58%は女性で、年齢は23~97歳、平均年齢は69歳。半数近くが神経疾患を抱えていたほか、がん、リウマチ、心臓疾患など複数の疾患を持つ人も多かった。

安楽死では4人を除く全員が鎮静麻酔薬のペントバルビタールナトリウムを投与され、大半にスイスの死ぬ権利を訴える団体がかかわっていた。

自殺を目的とした旅行者の数は2008年の123人から09年には86人に減少した後、09~12年の間に172人へと倍増している。

回復の見込みのない患者や多大な苦痛に見舞われている患者に対し、医師が安楽死を手助けすることを認めるかどうかを巡っては各国で論議が交わされてきた。

スイスでは医師の間の倫理規定はあっても、幇助(ほうじょ)自殺の具体的な条件を定めた法律は存在しない。

ドイツでは自殺幇助は倫理的に認められておらず、意識を失っていく患者に対して医師が何もしなければ、罪に問われる可能性もある。

英国、アイルランド、フランスでは自殺幇助が違法とされているいるが、裁判に持ち込まれたケースもある。

欧州12カ国で実施した意識調査では、幇助自殺の合法化に賛成する回答が過半数を占めた。

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電子レンジ、便利だからと言って使っていませんか?

2014-08-24 | 電磁波

もう散々言っているので大丈夫と思いますが、念のため。

電子レンジは、使わないほうがいいですよ。

私は、ずっと使っていません。

中身自体が、変質。食べることによって、人体に害を与えます。何十m離れていても、影響はある。距離と反比例しますが。

特に身体の弱い部分に蓄積、影響を与える。生殖器や目、白内障とか。

電磁波も、放射能の一種です。

http://matome.naver.jp/odai/2138269778458199601?&page=1 

ロシアが電子レンジの使用を禁止した本当の理由

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「神の手を持つ」腰痛の名医が断言! 椎間板ヘルニアの9割は「誤診」です

2014-08-24 | 医療、健康

腰痛の人は多いと思いますが、これを参考に。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40164から

9割の腰痛の原因は「ヘルニア」でも「脊柱管狭窄」でもなかった!

長い間の腰の痛みがついに耐え切れなくなり、整形外科に行き、レントゲンやMRIなどを撮られたあと、「椎間板ヘルニア」あるいは「脊柱管狭窄症」と診断される。その後、医者の勧めるままに、電気治療やブロック注射を受けに通院して、もらったクスリを飲んでもなかなか痛みが消えない・・・。

こんな悩みを抱えている方、両親はじめ家族が腰痛に苦しめられている人も多いのではないだろうか。

「腰痛の原因が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄ではないのに、そう診断されている人は実に多いのです。私が実際に患者さんを治療した実感では、9割以上の腰痛の原因は別のところにあります。本当の原因を直した結果、腰痛がウソのように簡単によくなった方はたくさんいらっしゃいます」

片田重彦医師

こう話すのは、「かただ整形外科」(神奈川県小田原市)の片田重彦院長だ。 1946年生まれ、慶応大学医学部を卒業後、同医学部の整形外科助手、国立小児病院整形外科医長などを経て、93年に「かただ整形外科」を開業、現在も腰痛に悩む患者と朝から暗くなるまで向き合っている。

「他の病院ではいつまでたっても治らなかった腰痛が、片田先生に腰のあたりを5分間ほど指で治療してもらったら、あっという間にラクになった。片田先生は神の手の持ち主だ」

こんな評判が口コミで広がって、神奈川県はもちろん、首都圏から腰痛に悩む人が次々訪れ、最近予約制を導入せざるをえなくなった。

整形外科医の間でも有名な「腰痛の名医」の一人である。

「いや、神の手とか名人芸の世界ではありません。腰痛の原因となっている仙腸関節の不具合を、私の指で押して正常に戻すのですが、力と方向、時間など根拠ある科学理論に基づいて治療しているのです」

片田氏がいち早く体得、治療に取り入れているのは、「AKAー博田法(エーケーエーはかたほう)」という近年、ようやく認知されてきた治療法だ。なぜ「椎間板ヘルニア」と間違って診断されてしまうのか、片田氏の腰痛治療法はどんなものなのか。片田氏に聞いた。

画像診断で腰痛の原因を間違ったら、治るはずがない

ーー「椎間板ヘルニア」の9割以上が誤診とは本当ですか?

若い世代も含めて、私の診察室にも「椎間板ヘルニア」が治らないという、たくさんの人がやって来ますが、ほとんどが「誤診」なのです。「誤診」という言い方に語弊があるなら、「ヘルニアはあっても、そこから痛みが出ているわけではない」と言い換えましょうか。

腰の部分、背骨と背骨の間には、クッションの働きをするゴム板のような椎間板という軟らかい組織が連なっています。これがあるおかげで、硬い骨同士は互いに傷つかず、前後左右にスムーズに動きます。椎間板ヘルニアと診断される時、「押しつぶされて変形した椎間板が外へ飛び出し、背中の神経を刺激しているから腰が痛いんです」と、画像を見せられ、説明されるのが一般的です。

ところが、(レントゲンやMRIなどの)画像検査によって椎間板の異常が見つかった人のうち、本当に椎間板ヘルニアが原因の腰痛はわずか3%。残りの97%は「椎間板ヘルニアだから腰が痛い」のではありません。

ーー本当の腰痛の原因はどこにあるのでしょう?

この97%の腰痛のほとんどが、「仙腸関節」という腰痛治療のカギを握る関節が、ねじれてひっかかり、動きが悪くなった状態にあるのです。これが腰痛の原因となって痛みやしびれを引き起こします。

ある39歳の女性は、半年程前から腰痛と左足のしびれがあり、ある大学病院で椎間板ヘルニアと診断されました。痛みを止める神経ブロック注射(硬膜外)もあまり効果がなく、手術を勧められ迷っていました。

「左の腰の下(臀でん部ぶ )とふくらはぎに毎日激痛が走り、ひどくつらい。でも切らずに治したい」

来院してこう言っていた女性の「仙腸関節」をさわると、動きが悪い。典型的な「仙腸関節から痛みが出ている腰痛」でした。AKAー博田法でこの関節の動きをよくすると激痛が消え、その後再発はありません。

この女性のように、足のしびれがある腰痛は、画像検査されたうえで、椎間板ヘルニアと診断されてしまうことが多いのです。「もしかして本当は仙腸関節が原因かも」と、一度は疑ってみるべきなのです。

腰痛治療の落とし穴は「画像信仰」にあった

ーーなぜ、椎間板ヘルニアに誤診が多いのですか?

腰痛医学の歴史では、20世紀半ばに椎間板ヘルニアが発見されて以来、半世紀にわたって世界中で椎間板ヘルニアの研究がなされ、椎間板こそが腰痛の原因だと誰もが信じてきました。医学の教科書、多くの腰痛本にそう書かれています。

この定説にさらに拍車をかけたのが1990年代に普及したMRI(核磁気共鳴撮像法)です。「椎間板の変形」がみごとに撮影できたため、これが腰痛の原因だと〝画像信仰〟を加速させました。ここに腰痛治療の落とし穴があったのです。

21世紀になると、ようやく腰痛の常識が変わり始めました。目に見える画像だけに注目して腰痛治療を考えること自体が間違いだったという声が海外でも高まりつつあります。

こうした腰痛を正しく見分けて治すのがAKAー博田法です。患部に手を当てて数分で症状がわかりますし、ヘルニアではないと診断がつけば、その場で治せます。

私のクリニックでは、2人に1人が1回の治療で、1週間から3週間以内に症状が消失します。残り半数は、よくなるまでに数回かかる人と再発を繰り返す人があります。いずれにせよ、的外れな腰痛手術やレーザー治療は百害あって一利なしなのです。

ーー椎間板ヘルニアと診断されたほとんどの腰痛が仙腸関節が原因とのことですが、仙腸関節について教えてください。

おそらく、一般の方は仙腸関節というのは初めて聞いた言葉でしょう。医師ですら「エッ! 仙腸関節の異常がほとんどの腰痛の原因?」と驚くのです。では、なぜ仙腸関節が腰痛の発生源になるのか、「仙腸関節の仕組み」を示したイラストで説明しましょう。

人間の首から腰まで、普通は24個の背骨が縦に連なっています。背骨の一番下の、逆三角形のような形をした骨が仙骨です。立った姿勢では、仙骨は腸骨にしっかりと挟まれ、背骨の重さを支えています。

そして、骨盤の中で仙骨と腸骨をつなぐのが左右一対の仙腸関節です。それぞれ長さは4cm程度。それが股関節などの関節や、腰の部分を支えている背骨(腰椎)と連動して、前後左右に最大3mmほど動きます。

腰痛になると、まっすぐ立つことがつらいし、なんとか立って歩けたとしても膝が伸ばせないので歩き方も前かがみになり、無意識に腰をかばう姿勢を取ってしまいます。

なぜ、そうなるのでしょうか。従来の考え方では、背骨や椎間板に「病的な変化」が起こり、腰痛の原因になると言われてきました。しかし、本当は仙腸関節に何かの拍子で〝ひっかかり〟やズレが生じて、動きの悪い状態になるので、それが痛み、しびれを引き起こすのです。これを仙腸関節の機能障害と言います。

このひっかかりを修復しない限り、関節の働きがもとに戻りませんし、そのまま放置しておくと、骨盤の後ろ側、背骨の一番下辺りに強い痛みが出現し、腰が痛いと感じます。また、太ももの裏側から足先までのしびれ、痛みます。一般に椎間板ヘルニアなどに特徴的な症状とされてきた痛み、しびれの大部分が、仙腸関節の機能障害によるものなのです。

ーーなぜ今まで「腰痛の原因が仙腸関節だ」ということが解明されなかったのでしょうか?

手を握る、肩を挙げる、膝を曲げるなど、脳からの指令を受けると、関節は思い通りに動きます。その中で仙腸関節は「動かない関節」と信じられてきました。「動かない関節」には機能障害が起こらない、だから腰痛の原因になるはずがない――医学界の定説とされた、この考え方が大きな間違いでした。仙腸関節は「動く関節」だったのです。ただし、仙腸関節を直接動かす筋肉はありません。

仙腸関節がどこにあるかを知るため、実際にあなたの手でふれてみましょう。まっすぐ立ち、骨盤を両側から手で挟むようにします。親指が前、ほかの指は後ろです。親指は、骨盤腹側の出っ張った骨(腸骨)に当たる位置、人差し指から小指は骨盤後ろ側の骨の出っ張りの位置に置きます。その奥に仙腸関節があります。

椅子に座った状態で、自分の人差し指(骨盤後ろ側)で仙腸関節を触知し、左右の太ももを交互に前方へ突き出すように骨盤を動かすと、仙腸関節が動いているのを感じられるはずです。階段を上る動作でもわかります。

これに誰も気づかなかったのは、MRIや解剖ではわからないから。仙腸関節は意識して手でふれてみて初めてその動きがわかる関節だからです。

この仙腸関節のひっかかりを元通りに戻してあげれば、腰痛は自然に治るというわけです。今までの常識を覆す治療法なので、なかなか理解してもらえません。ですが、「椎間板ヘルニア」などと診断されて治らずに、私のクリニックを訪れる患者さんのほとんどが、仙腸関節に治療を施すと腰痛がよくなるのです。

椎間板ヘルニアなどと診断されて、腰痛に悩んでいる方には是非AKAー博田法を試してもらいたいのです。

「医者冥利に尽きる毎日です」

『たった5分間で9割の腰痛がよくなる本』片田氏の治療法はもちろん、間違いだらけの腰痛常識、全国のAKAー博田法医師リストまで、腰痛持ち必読の一冊

片田重彦医師は、クリニックでの治療と並行して、AKA医学会理事長として、AKAー博田法を全国の整形外科医に指導し、医師向けの専門書も表わすなど、普及に努めてきた。さらに、この7月には『たった5分間で9割の腰痛が良くなる本ーAKAー博田法で、腰痛が消えた!』という、一般向けの初めての著書も出版した。それもこれも、腰痛の原因を間違って診断された結果、苦しんでいる人を一人でも減らしたいからだ。

「よその病院で手術を勧められ、私のクリニックに来て切らずに腰痛を治せた人も数多くいます。自分の手で腰痛を治し、患者さんに喜ばれる。医者冥利に尽きる毎日です」

片田重彦医師の実際の治療の動画も公開しているので、是非ご覧いただきたい。(http://youtu.be/LXEm6qI3wdc

取材協力/吉原清児(医療ジャーナリスト)

片田重彦(かただ・しげひこ)  かただ整形外科院長、日本AKA医学会理事長・指導医専門医、福島県立医科大学医学部整形外科客員講師。1946年東京都生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部の整形外科助手を務める。76年に名古屋保健衛生大学(現・藤田保健衛生大学)講師に着任し、81年スイス・チューリッヒ大学に1年間留学。86年国立小児病院(現・国立成育医療研究センター)整形外科医長。AKA-博田法をいち早く腰痛の治療に取り入れ、93年に神奈川県小田原市にかただ整形外科を開業。治癒率の高さが評判を呼び、1年に3000人以上の新たな腰痛患者が訪れる。主な共著に『図説エンダー法』『整形外科手術後療法ハンドブック 改訂第4版』『整形外科プライマリケアハンドブック 改訂第2版』、編著に『仙腸関節機能障害――AKA―博田法による診断と治療』(いずれも南江堂)がある。近著に初の一般向け腰痛本『たった5分間で9割の腰痛がよくなる本~AKAー博田法で腰痛が消えた!』(講談社)がある

たった5分間で9割の腰痛がよくなる本?AKA-博田法で、腰痛が消えた!

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腸内細菌を増やすことで、人は食べることから開放される

2014-08-24 | 医療、健康

http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2014/08/2271.htmlから

【2014お盆企画】腸内細菌を増やすことで、人は食べることから開放される

20120615001日本生活習慣病予防協会によると、世界中で肥満が増え続けており、過体重と肥満の人の数は、1980年に8億8,500万人だったのが、2013年には2.5倍の21億人にまで増加したそうです。

今年の夏、「また、お腹出てきたかも・・・」と思った方は多かったのではないですか?私もお腹ポッコリですが、そんな私がとっても可能性を感じた(笑)、これまでの概念を覆す記事を紹介します!

るいネット「食べることやめるには、腸の菌を育ててから」より引用

『食べること、やめました。1日青汁1杯だけで元気に13年』という、衝撃的な題名の著者森美智代さんは、一日一杯の青汁だけで生きているという。

確かに人類史が「飢餓との戦い」であったことからすると、

>食事で栄養を摂取することは日常的にそれほど期待できなかったので、体は『“腸内細菌の産生してくれる栄養” に頼る生命機構を身に付けた』というわけです。これを『腸内細菌依存』と言います。(290349

『腸内細菌依存』は十分ありえます。
ここで、食べ物をほとんど得られない中で、その細菌は何を栄養にしているのか疑問に思いましたが、『食べること、やめました』(リンク)を読むと、不食の森さんの腸は、

草食動物に近い細菌構成になっていて、クロストリジウムという細菌がふつうの人間の100倍近い9.8%も存在するという。その、クロストリジウムなどの、繊維を分解してタンパク質を作る細菌たちは、腸内のアンモニアからアミノ酸を作り出すという。

(また、その他にも、植物繊維を分解できる菌が、人間の腸内には30%ぐらいいるのだが、森さんの場合は倍の60%もいるそうだ。)

要するに、生きている事でできる、代謝で出来たものを(普段は捨てているアンモニア)すらエネルギーに変えることが出来る、良好な菌が一杯の腸内環境を作ることが出来たら、食べなくっても生きられる状態というのもありえるように思えた。

___________________________________________
●探求三昧(リンク)、『食べること、やめました』より

(前略)
●不食によって、1日3~4時間の睡眠で十分になった。
肌がつやつやになり、冷え性や慢性頭痛もなくなった。
そして、もちろん難病を克服したことが、最大の神さまからの恩恵となった。
通常は発病から死亡まで5~10年ほどと言われる難病が、完治したのだ。

●科学的根拠は?
通常、人間が食物をとらずに数ヶ月以上生き続けることは、科学的にはあり得ないとされる。
では、森さんのケースもまったく説明がつかないのかというと、そうでもない。
部分的には、説明がつけられている。

まず、理化学研究所辨野義己先生が森さんの腸内細菌を調査した。
その結果わかったのは、森さんの腸内細菌は、人間としてはかなり特殊なもので、「まるで牛のおなかのよう」だという。
つまり、草食動物に近い細菌構成になっていた。
クロストリジウムという細菌がある。
この菌は、植物の繊維を分解して、アミノ酸を作り出してくれる。
ふつうの人間の腸内では0.1%しかいないのに、森さんの場合はその100倍近い9.8%も存在するという。

クロストリジウムを含めて、植物繊維を分解できる菌が、人間の腸内には30%ぐらいいるのだが、森さんの場合は倍の60%もいるそうだ。
牛などの草食動物は、草ばっかり食べていても、クロストリジウムのような腸内細菌のおかげで、動物性のものを食べなくても必要なタンパク質を摂取できるのだろう。

クロストリジウムなどの、繊維を分解してタンパク質を作る細菌たちは、腸内のアンモニアからアミノ酸を作り出すという。
アンモニアは、体内でタンパク質が代謝されたあとに残る代謝産物であり、「カス」なのだ。
アンモニアのままでは有害なので、尿として排泄される。
だが、アンモニアの中には、タンパク質の材料となる窒素がかなり含まれる。
このことを読んで、飲尿療法のことを思い出した。
私の周囲でも、実践している人がいる。
ああなるほど、こういう効果があるのだなと、今更ながら思った。

京都のルイ・パストゥール医学研究センターでは、森さんの免疫力が調査された。その結果わかったことは、免疫力の指標の一つである「インターフェロンα」が、普通の人の4倍以上もあることだった。
この免疫物質は、ウイルスやガンなどの腫瘍細胞に対する抑制作用が強いことが知られている。
断食や少食でガンや難病が治るのも、この免疫力の増強がものをいっているのだろうと森さんは書いている。

このように、森さんが不食でも生きていける謎については、部分的には説明がついているが、すべてが解明されているわけではない。
大阪教育大学の奥田豊子教授は、20年にもわたって、生菜食や少食実践者の栄養状態の調査をしてきた。

だが、森さんが食べなくても体重が減らず元気に過ごしている理由については、「現代栄養学的には説明がつきません」とのことだ。

生菜食・少食・断食
若い頃から東洋医学やヨガや民間医療を学んできてわかったことは、少食や粗食こそが人間の健康に至る道だということだった。
そして、体が不調なときには「ものを食べない」ことが、健康を回復する最善の道だということもわかってきた。
人間以外の動物でも、本能的にそういうことをやっているのだろう。

断食については、1日以上の断食はやったことがない。
だが、聖地巡礼に行く時には、その日の巡礼が終わるまでは必ず断食状態で臨んでいる。
朝から何も食べずに1日10キロ以上歩くこともあったが、特に何の苦もなくできていた。

(中略)
断食の効用については、石原結實さんという著名な医師が何冊も本を書いている。以下の過去の記事で紹介している。

•食べなければ死なない
リンク
•食べない健康法
リンク
•森鍼灸院Webサイト
リンク
•森美智代さんブログ
リンク

引用以上

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