KEIのJOY!日記

日々の暮らしや食生活、子ども(1人+1匹)、読書について気ままに綴っていきます。基本コメントには返信しません。

泣いた~!「君の膵臓をたべたい」

2016年08月09日 | 本、雑誌、新聞
オリンピックも甲子園も始まって、テレビっ子になってるので、しばらく本はお休みかな~。

前回、東野圭吾さん「天空の蜂」がずっしりと重い作品だったので、軽めの住野よるさん「君の膵臓をたべたい」です
「本屋大賞」にノミネートされる理由が分かります

デビュー作だなんてビックリです
題名が気になりますよね読んだらその意味と想いの全てが分かります。

<ストーリー>
他人に興味を持たず友達も作らず目立たず、毎日学校でも読書をして過ごす「僕」と、対称的に天真爛漫でクラスの人気者の「山内桜良」。
共通点などあるはずのない2人が、ある事をきっかけに同じ時間を過ごすようになる。
「山内桜良」には、家族以外誰にも言ってない秘密があった。
彼女が隠す秘密とは?彼女と過ごすことで起こる「僕」の変化とは?2人の未来は?

今年読んだ本の中で初めて泣いたんじゃないかな?
泣いた~最初の秘密のくだりでラストも予測出来るんだけど、泣いたな
読んでもう1回最初っから読み直して、2回読んだけど2回目も泣いた。

あまり書くとネタバレになるから書けないけど、「山内桜良」と会話してる「僕」の返しが絶妙で、ズバズバ言うんだけど言葉のチョイスが面白くてうちは好きだった
「僕」は本が大好きで、本屋さんに行くと知らないうちに時間が過ぎてるとことか「分かるわ~」と共感しながら読みました
たぶん「僕」のキャラが、繊細なんだけど不器用で人付き合いをしてこなかったから、人との付き合い方が分からなくて戸惑う様子が可愛らしかった。(近くにいたら友達になりたい

作中で「山内桜良」が「偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ。」との台詞に、なるほどなぁそういう考え方もあるのかと思っちゃいました。

出来れば学生の時に読みたかったかな~でも良かったです!おそらく映画化されるんじゃないかな
ぜひ読んでみて下さいそして、何気なく過ごしてる日々について考えてみて下さい。


※あと少しだけ感想を。。けど、ここからはネタバレするので、知りたくない方は読まないでください

作中に「死ぬまでにやりたいことはあるでしょう?でも今、それをやってないじゃん。私も君ももしかしたら明日死ぬかもしれないのにさ。」とあって、確かに明日が必ず来るなんて決まってないのに、それを当たり前だと思って毎日生きてるんだなって思って自分が死ぬまでに何がしたいかな?と考えてみようと思いました。
とりあえず遺書みたいなものは、大事な人達に遺したいと思いました。


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