花そよそよ

折々の花たちの囁き

イギリスガーデン巡り…39

2015-02-01 21:47:12 | 英国ガーデン巡り
ハンプトン・コート ・パレス/ Hampton Court Palace №5

ロンドン南西部 サリー州 リッチモンド・アポン・テムズ・ロンドン特別区


The Great Fountain Garden / グレート・ファウンテン・ガーデン(大噴水庭園)

このガーデンは 宮殿の東に位置し
半円形の水路に囲まれた形になっています。
チャールズ2世の時に
フランス式整形庭園になり
その後 ウィリアム3世とメアリー2世が
噴水を13も追加し 
花壇のある庭園を作りました。
でも 今は噴水は1つだけ残っているだけです。
大きなイチイの木が同じように刈り込まれていて
キノコのような面白い形になっています。


ギリシャの神殿にあるような
広い三角形の中のレリーフが素敵に。


上の方を。


左側を。


右側も。


上の方をズームして。


その下をズームして。


園庭を馬車が走っていました。
馬の足 蹄の近くの白い毛がたっぷり~
馬車と比較すると イチイのトピアリーが
どれだけ大きいか分かりますね。


何人かが乗って 
向こうへ曲がって行きました。

プリヴィー・ガーデン/ The Privy Garden

ガーデンの左側から入って行きました。
Privyの名前の通り
王の秘密の庭という意味です。
ヘンリー8世が造り
王家の人々と限られた家臣だけが
入ることを許されました。


真ん中近くから右側を。
中心を通る道の向こうには
噴水が見えます。


宮殿を見ると レリーフを挟んで
両側にMの2文字が。
MとMってどういう意味でしょうね?


ズームして。


Mをズームすると
果物や草花がレリーフされて。


真ん中のレリーフをズームして。
王冠を戴いた紋章の両脇に天使が。
天使の足元には果物や草花があしらわれて。


右へスライドして。


レリーフをズームして。
甲冑の両脇に盾や弓矢があり
ラッパを吹く2人の男の子が。
円柱の上にはアカンサスの葉がレリーフされて。


建物の下の方には2体の彫像が。


左側の彫像はローマ時代の衣装をまとっている
戦士のようです。


パノラマサイズでガーデンを。
シンメトリーの素敵な庭ですね。


ガーデンに向かって左側には
美しい彫像が。


彫像をズームして。


ガーデンに向かって右側にも彫像が。
こちらも美しいですね。


真ん中の道を少し行くと
噴水が上がってて。


水しぶきが涼しげでした。
今日は気温が上がってて暑かったんですよ。
外で食べたアイスクリームがとても美味しかったの。


噴水の所から宮殿側を。


近づいて。
右側の真ん中辺りには
ユリの紋章の模様が。


彫像をズームして。


振り返って。
噴水のもっと向こうにはフェンスがあり
金で豪華に装飾されて。


ズームして。


更にズームして。
ほんとゴージャスですね。


少し高くなった土手の所から眺めて。


ユリの紋章の模様をズームして。

クイーン・メアリーズ・バウアー / Queen Mary's Bauer

ガーデンを通り過ぎると
左側にアーチの回廊があります。
緑の葉が生い茂り 
夏はここを通ると涼しそうですね。
(シデの木のトンネルとのこと。)
100mもの長いトンネルだそうですから
涼みがいがありますね。(^^;)


ズームして。
木調のアーチが素敵です。


回廊の左サイドをズームして。

グレート・バイン / Great Vin

葡萄の木はとても大きく育っていて
四方に枝を伸ばし実を付けていました。
世界で一番大きいそうで
ギネスにも認定されています。
樹齢250年とのこと。
毎年収穫され試食もできるそうです。


プレートが2枚あり説明書きがありました。




グレート・バインの温室の右側には
藤の花がいっぱい咲いて。


左へスライドして。

ポンド・ガーデン(沈床式庭園)/ The Pond Gardens

グレート・バインの温室から戻ってくる時
パレスの反対側に見えるガーデンです。
ヘンリー8世の時代は養魚池として使われて
ここから王宮へ新鮮な魚が供されました。
ウィリアム3世とメアリー2世は
外来植物のコレクションをここで展示したそうです。


左サイドから眺めて。
左手前にはアカンサスの花が咲き
その奥には黄色のヘメロカリスが咲いて。


二つ目のポンド・ガーデンは
鮮やかで綺麗ですね。


左側から見ても素敵です。


二つ目のポンド・ガーデンの隣には
ボーダーガーデンになっています。
そしてここにもアカンサスの花が咲いて。

- 2014. 6/26 Photo Panasonic Lumix TZ60 -