中間試験が終わり、各学校でテストや点数一覧表が返却されて来ています。先日、生徒が「先生、これ。」とカバンからごそごそを点数一覧表を出してきてくれました。あまり元気が無いので、点数が悪かったのかなと少し心配しながら結果を見てみると、100点の科目が目に留まりました。「おっ!いいじゃん!頑張ったね。」と声をかけると照れくさそうにしていました。他にも「100点でしたーっ!」と嬉しそうに報告してくれる生徒や「学年で7位以内です。」と知らせてくれる生徒がいて、私も嬉しかったです。
とは言え、頑張ったにもかかわらず思うような結果に結びつかなかった生徒もいます。試験対策期間中に勉強の様子や解き終わった問題を見ても問題が無いように見えていた生徒でも、テストの本番でミスをしてしまったり、時間が足りなくなってしまったりしたのが原因でした。本人もがっかりした様子でいましたし、私としても残念です。次回の試験に向け、生徒本人とともに私も勉強のやり方、試験本番の受け方、チェックの仕方など見直していこうと考えています。
以前、プロゴルファーの方とお話した際「誰でも調子の良いときと悪い時があるもので、調子の悪いときにこそ自分の課題が見えてくるものです。調子が良い時にはそれに気づかないのです。自分の課題を見つけ、修正していくことを繰り返すことで全体のレベルが上がっていくものなのです。だから、調子の悪いときも必要なのですよ。」と言われたのを思い出しました。成功も失敗も繰り返しながら、今回残念な思いをさせてしまった生徒が全体的にレベルアップできるように私も努力していこうと思っています。