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算数の公式もビジュアル化した方が覚える!?

2022-10-14 19:13:01 | 日記
昨日、今日と小学生の算数授業に講師補助として入りました。算数の速さの問題に取り組んでいる生徒がおり、少々苦戦していたのでテキストの空きページを開かせました。「ではそこに木を1本大きめに書いてごらん。書けたら、木の下に頭のうすいおじさんを書いてごらん。」と指示を出しました。
私が子供の頃は「み・は・じ」とか「き・は・じ」と覚えた記憶がありますが、最近は「の下のじい」と教える先生も多いようですね。そう、これは距離と速さと時間の関係を一つにまとめたものです。距離÷速さで時間が分かりますし、距離÷時間で速さが分かり、速さ×時間で距離がわかる関係性を覚えさせるのに私も良く使います。とは言え、「みはじ」「きはじ」のように意味がない言葉では覚えにくいですから、「木の下のはげじじい」が言葉としては良くないものの、インパクトがあって覚えやすいようです。
ただ、これでも忘れてしまう生徒もいますので、自分でイラストを描かせてより印象が強く残るようにしました。その効果があったようで、今日確認に問題を12問解かせたところ、自力で結構解けていました。私たちは日々このような工夫をし続けています。