私立中学校の中には、国語の定期試験に百人一首が毎回含まれる学校があります。普段から百人一首に触れる機会がほとんどないですから、試験の度に覚えるのに苦労していました。ものは試しと思って、創研塾のタブレット端末に百人一首のアプリを入れ、クイズ形式で覚えてもらうことにしました。すると、数回繰り返しただけで、試験範囲の百人一首はすべて完璧に覚えることができました。確認のため今日もそのクイズに取り組んでもらったところ、一回で満点を取り、しっかり覚えられていることが分かりました。
説明事項は対面で私が行い、暗記事項はタブレットを併用しながら覚えていく方法がこの生徒には合っていたように思います。試験勉強においては、決められた範囲を何度も繰り返し行うことが高得点の鍵を握っていると思います。プリント教材では繰り返し解くことを嫌がったり面倒くさがったりする生徒でも、タブレットなら平気で繰り返し取り組めることも大きなメリットです。
アナログとデジタルを組み合わせ、効率よく学んでほしいと思います。その中で努力の大切さと頑張って良かったという実感をたくさん味わってほしいです。