小学校時代からの友人から電話があり、ここでは書きませんが何点か叱られました。私のことを心配してくれてのことなので、ありがたいことと感じています。
私の仕事は勉強を教えるだけでなく、生徒たちの努力を評価したり、進むべき道ややるべきことを示すだけでなく、時には叱ることも含まれます。時々間違われることがあるのですが、感情的に怒ることと、叱ることは全く違います。
怒るというのは、気に入らなかったりプライドを傷つけられたり痛みを加えられたりしたときに感情的になり、相手を攻撃することが多いと思います。(専門家では無いので誤っている点があればお知らせください。)
それに対して叱ることは、相手の状況や立場を理解した上で改善すべき点を指摘し、その後の方向性まで含めて示してあげることだと思います。叱る際には、私は感情的になってはいけないと常に言い聞かせています。感情的になったらそれは叱るでは無く怒る、なのだと思っています。感情的になったフリをすることは、もちろんよくあります。
叱る時には絶対に心の中は冷静でいる必要がありますし、実は叱るというのはとてもエネルギーが必要な行動です。テレビや映画、小説などで「お前が憎いから叱るのではない、かわいいから叱るのだ。」と言うセリフを耳にしたことがあると思いますが、まさにその通りの気持ちで叱っています。仮にこの生徒はどうでもいい、と思ってしまったら叱ることはしませんから。
今日私のことを叱ってくれた友人も同じ気持ちで色々と指摘してくれたのだと思います。極端な話をすれば、友人でもない他人であれば、自分に害のない限り放っておくのが一番楽なのですから。
早速指摘された点をいくつか実行してみました。自分でも気づいていながら改善できていなかったこともあり、行動に移すよいきっかけをもらいました。ありがたいことですね。