中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

埼玉での会場下見

2022-10-18 17:12:19 | 日記
本日も埼玉へ出張してきました。立川や八王子で開催している行政機関とのタイアップイベントの打ち合わせと会場下見のためです。
創研塾から近い飯能市や入間市、狭山市とは異なり、少々距離が離れているためあまり行き慣れていない場所ではあるのですが、7月頃からこのイベント開催に向けこのところ頻繁に行くようになり、少しずつ土地勘ができてきました。
まずは行政機関との打ち合わせに行き、別室に通されて先方が3名に対してこちらは私だけの4名で小一時間の打ち合わせをしました。初めはお互いに緊張感のある中での打ち合わせとなりましたが、私がこれまで同様のイベントを数十回行っていることをお話すると、随分安心していただけたようで、後半はお互いにリラックスしての話し合いになりました。やはり行政機関などに信用してもらうには実績は大切だと感じました。
その後、会場の選定を兼ねてその行政機関から車で5分ほどのところにある会場を訪れました。写真の会議室、それからもう少し広い多目的室(?)、合計3室を見せてもらい、大体目途が立ちました。
このような会場の下見は、塾団体の役員であることもあってこれまで相当な回数を行ってきています。実際に使用する前はガラーンとしていてそのままではイメージが湧きにくいので、私はそこに多くの来場者が来たときをイメージするようにしています。自分の関わったイベントが多くの来場者に恵まれたところを想像するのは楽しいものです。今年の7月に八王子でこのイベントを開催した時には、来場者がとても多くこれまでの記録を上回ったと聞きました。今回もそうなることを願っています。
打ち合わせと下見が終わって塾に戻ると、もう生徒が来て勉強をしていました。このように早い時間から塾に来て勉強していく生徒の姿は、とても頼もしいものです。彼ら・彼女らの努力、同時に私の努力も実を結ぶことを願っています。

叱られました

2022-10-17 15:40:13 | 日記
小学校時代からの友人から電話があり、ここでは書きませんが何点か叱られました。私のことを心配してくれてのことなので、ありがたいことと感じています。
私の仕事は勉強を教えるだけでなく、生徒たちの努力を評価したり、進むべき道ややるべきことを示すだけでなく、時には叱ることも含まれます。時々間違われることがあるのですが、感情的に怒ることと、叱ることは全く違います。
怒るというのは、気に入らなかったりプライドを傷つけられたり痛みを加えられたりしたときに感情的になり、相手を攻撃することが多いと思います。(専門家では無いので誤っている点があればお知らせください。)
それに対して叱ることは、相手の状況や立場を理解した上で改善すべき点を指摘し、その後の方向性まで含めて示してあげることだと思います。叱る際には、私は感情的になってはいけないと常に言い聞かせています。感情的になったらそれは叱るでは無く怒る、なのだと思っています。感情的になったフリをすることは、もちろんよくあります。
叱る時には絶対に心の中は冷静でいる必要がありますし、実は叱るというのはとてもエネルギーが必要な行動です。テレビや映画、小説などで「お前が憎いから叱るのではない、かわいいから叱るのだ。」と言うセリフを耳にしたことがあると思いますが、まさにその通りの気持ちで叱っています。仮にこの生徒はどうでもいい、と思ってしまったら叱ることはしませんから。
今日私のことを叱ってくれた友人も同じ気持ちで色々と指摘してくれたのだと思います。極端な話をすれば、友人でもない他人であれば、自分に害のない限り放っておくのが一番楽なのですから。
早速指摘された点をいくつか実行してみました。自分でも気づいていながら改善できていなかったこともあり、行動に移すよいきっかけをもらいました。ありがたいことですね。

今日は生徒面談

2022-10-15 17:45:13 | 日記
今日は午後から保護者面談、夕方は私立中学に通う生徒の授業、そして夜は高校受験生たちの生徒面談を行います。中間試験が終わり、高校見学や説明会がピークを迎え、いよいよ志望校決定の時期が近づいてきています。会場模擬試験も数回受験し、現在の学力と課題、今後の目標が見えて来てました。
まずは志望校と受験校を決め(後で変更してもかまわないと生徒たちには言っています。)、その合格に向けて目標と計画を立てます。その目標、計画を立てるために1週間のスケジュールと過ごし方を見直します。
1週間の過ごし方を確認してみると、意外に何もしていない時間が多いことがわかります。その時間をどう過ごしているのかを生徒たちに考えさせ、そこで何をすべきなのかを生徒たちと一緒に決めていくのです。以前ならばテレビやゲームが多かったのですが、最近では圧倒的にスマホやタブレットを使っている時間が多くなっているのではないでしょうか。
受験生として志望校に進むために、具体的に何をいつすべきなのかをハッキリさせてあげることは、実は気持ちの面では返って楽になることにつながります。来年の春、もうこれ以上無いくらい頑張った、頑張りぬいたという経験とともに志望校に合格した笑顔を生徒たちが得られるよう、私たちも上手にリードし、ともに努力を重ねていこうと思います。

算数の公式もビジュアル化した方が覚える!?

2022-10-14 19:13:01 | 日記
昨日、今日と小学生の算数授業に講師補助として入りました。算数の速さの問題に取り組んでいる生徒がおり、少々苦戦していたのでテキストの空きページを開かせました。「ではそこに木を1本大きめに書いてごらん。書けたら、木の下に頭のうすいおじさんを書いてごらん。」と指示を出しました。
私が子供の頃は「み・は・じ」とか「き・は・じ」と覚えた記憶がありますが、最近は「の下のじい」と教える先生も多いようですね。そう、これは距離と速さと時間の関係を一つにまとめたものです。距離÷速さで時間が分かりますし、距離÷時間で速さが分かり、速さ×時間で距離がわかる関係性を覚えさせるのに私も良く使います。とは言え、「みはじ」「きはじ」のように意味がない言葉では覚えにくいですから、「木の下のはげじじい」が言葉としては良くないものの、インパクトがあって覚えやすいようです。
ただ、これでも忘れてしまう生徒もいますので、自分でイラストを描かせてより印象が強く残るようにしました。その効果があったようで、今日確認に問題を12問解かせたところ、自力で結構解けていました。私たちは日々このような工夫をし続けています。

e-learningがなかなかうまく行かなくて…

2022-10-13 17:00:27 | 日記
昨日は打ち合わせのため、埼玉県の企業にお邪魔していました。私が国家資格の受験対策指導を行っていることが話に上り、前回は合格率が83%だったことをお話すると、「あの合格率の低い試験でその結果は凄いですね。」と驚かれました。
この企業でもこの資格を従業員の方にとってもらう必要があり、同じような講習に参加させてもなかなか合格できていないと聞きました。ネットを使ったe-learningも使ってみたがこちらもあまりうまく行かなかったと聞きました。
打ち合わせの後塾に戻り、英語の授業を担当しました。昨年から中学生の英語の教科書は、小学校で英語を学んでいることが前提の作りになっています。例えば中学1年生の最初の単元でいきなり「be動詞」「一般動詞」「can」が出てくるなど、生徒たちにとっては文法事項での混乱が起きやすくなっています。創研塾ではbe動詞はbe動詞、一般動詞は一般動詞と単元に分けて説明し、演習を多めに解かせるようにしていますが、それでも時間が経つと混乱してしまう生徒が出てきてしまいます。
そこでタブレットを使って、手で書くよりも口で言うよりも速く、そして大量の問題を解かせることにしました。生徒たちの様子を机の間に立ってずっと見ていたのですが、手で書いた場合には1問解くのにかかるのと同じ時間で、タブレットなら10問くらいの速いペースで解いていました。また、三単現の-s、-esなどの細かいミスもタブレットなら見逃さず正確に採点してくれるので生徒たちも自分のミスに気づきやすかったようです。そしてミスした問題は否応なく繰り返される作りになっていますので、生徒たちは間違えないように間違えないように集中して取り組んでいました。授業の後半に生徒たちに感想を聞くと「頭ではわかっていてもミスしやすかった単語の順番が、整理されました。」と嬉しそうに話していました。
タブレットやPCを使っての学習は、問題演習や基礎事項の暗記には適していると思います。創研塾でもタイミングを見て生徒たちに使わせています。が、一方でやはり説明に関しては直接私たちが教える方が生徒たちは納得しますし、当然ですが質問もしやすいです。生徒たちに帰り際に「次回はいつもの通りの授業をするよ。文法事項をたくさん勉強してこんがらがって来そうなタイミングでまた今日みたいな進め方をするからね。」と話すと、「はい!」と言って元気に帰っていきました。
今後も上手に使い分けていこうと思います。