風見鶏つうしん:2009/8開始の太陽光発電を蓄電池付き再エネに変身させてほぼ買電ゼロを実現中の報告です。

15年超稼働中の太陽光発電に蓄電池を導入し「蓄電池付き再エネ」とすることで既築住宅での「ほぼ」買電ゼロ実現を実証中です。

スズムシ寺

2019年12月15日 | スイッチング数推移など

  15日に京都に来れたことで12月14日と15日に行われた大根焚きを目当てに臨済宗華厳寺を初めて訪れました。このお寺は1年中スズムシの鳴き声が聴けるお寺”スズムシ寺”(鈴虫寺)として有名です。

 人気の鈴虫寺の大根炊きなので9時台ですが大勢の参拝者です。

   10分ほどじわじわ石段を上がると幸福地蔵大菩薩さまがお迎えです。

 もう少しでお堂に入れます。拝観料は人数分まとめて下さ~い!

 お堂の中に並ぶ7~8個のスズムシが入るケース。「皆さん~今日は外は寒いがこの中は暖かいのでええなぁと思うとるだろうが、これは皆さんのために暖房してるのやないでぇ、スズムシのためやでぇ!」とお坊さんが笑わせます。4000匹!?と言うスズムシが絶え間なく合唱する鳴き声は季節外れでしたが素晴らしい音色でした。

 席に着くと目の前にお茶とお茶菓子(寿寿むし)が置かれています。「これをじゅじゅムシと読む人がおったけど、すずむしと読むんやでぇ!」

 お堂の中は撮影禁止なので上の2枚の写真はネットからのコピーです。(念のため)
  実際、気が付かずにじゅじゅムシ菓子を撮ろうとしたら「あかん あかん あかんよう~」と注意されました。

 「済んだことや先々のことやなくて今を一つ一つきちんと生きるんや」との教えを約30分間をかけて軽妙な話術で皆を笑わせながら楽しく説いて戴きました。

 境内のなかに京都市内が見渡せる場所があり、京都タワーが望めます。

 ズームで近づけてみると「京都のろうそく立て」のあだ名が実感されます。

  「みなさん ええ時に来やはりましたなぁ・・・もう何にもおまへんけど~」との事でしたがまだまだ紅葉が残っています。

 「大根焚き交換券」を貰って会場に向かうと長い行列待ちです。

  会場は禅寺らしい雰囲気です。
 お地蔵様の真言 オンカカカ ビサンマエイソワカ だそうです。

 ネット検索すると「希有なる御方よ、スヴァーハー」や「類いまれな尊いお地蔵さま」と言う解説などがあります。

  この二日間、大勢の地元の方々のご協力で無料の大根焚きが供されます。ありがとうございます。大根焚きの準備、調理も大変な作業ですが、事前のテント張り、床几の設置などの会場設営、当日の行列整理などの男性陣のご苦労も大変だと思われます。ありがとうございます。~オンカカカ ビサンマエイソワカ~

  大ぶりの大根と油揚げが戴けます。大変美味しくてしっかり胃の腑におちました。「お味はどうでしたか?」「美味しく戴きました。ありがとうございます」とのやり取りがあちこちで聞かれました。京都ではこうした温かい行事が綿々と行われてきているようです。ありがたい風習です。♬オンカカカ ビサンマエイソワカ♬~ 

12月14日(土)晴れ
HIT(4.2kW)の発電データ
太陽光発電量     20.4kWh 
エネファーム発電量(4時間停止)   3.2kWh
W発電量           23.6kWh
売電量            19.3kWh
買電量         0.7kWh
W発電自給率    472.6% 
W発電設備利用率     20.1%
日照時間        9.3h
連系以来 3775日(10年123日)

コメント
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