「東京電力福島第1原発1、2号機の使用済み核燃料プールの燃料搬出で、政府と東電が、目標だった2023年度の作業開始を断念する方針を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。放射性物質の飛散対策強化などのため最大5年程度先送りする方向で調整し、廃炉工程表「中長期ロードマップ」の改定にも反映させる。改定では、汚染水発生量を25年までに1日当たり約100トンに減らすとの新たな数値目標を示すことも判明した。
プール燃料搬出は廃炉作業の主要工程の一つで、11年の事故で炉心溶融を起こした1~3号機では特に難易度が高い。」12/20 06:53付け東京新聞電子版「福島核燃料搬出、23年度断念へ 第1原発1、2号機プール」より
困難極まる核燃料デブリの取り出しに比べればまだ現実的と思われる「使用済み核燃料プールの燃料搬出」計画が立たず作業開始を断念するとの記事です。放射性物質の飛散を防ぐ有効な方法が見つからないと言う事でしょうか。まだ強い使命感が残る時期での「開始断念」です。20年から50年後にも「使命感」は残るのでしょうか?人間の世代交代期間をずっと上回る時間が経っても「使命感」の維持が求められる危険な廃炉作業。原発は罪深い電源です。
12月19日(木)曇り
HIT(4.2kW)の発電データ
太陽光発電量 0.9kWh
エネファーム発電量(4時間停止) 5.0kWh
W発電量 5.9kWh
売電量 0.1kWh
買電量 2.7kWh
W発電自給率 69.4%
W発電設備利用率 5.0%
日照時間 0.0h
連系以来 3780日(10年128日)
12月9日から始めた4時間停止の予約発電モードで11日間保護動作なしの日が続いています。