大阪・京橋 カンタービレ声楽教室のブログ

レッスンの話題を中心に書いています。

声楽の練習 意外と知らない自分のこと

2018年03月10日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室




私は体の使い方もレッスン中に注目して指導しますが、実際に自分は動いているのか、なかなか自覚するのは難しいと思います。

また、注意できている時はいいのですが、歌うのが難しいフレーズを歌っている時など、体のことまで気が回らないことも多いと思います。



さて、そんな時、自分はいったい何をしているのでしょうか。

発表会といういつもと違う場面で、そしてまた日ごろの集大成でもあったこの日の録画を今日は生徒さんと見ました。



初めて自分の映像を見るという方もいました。

やっぱり初めてだと恥ずかしさを一番に感じてしまうと思いますが、落ち着いたら、是非冷静に自分が何をやっているかな~と観察してみて下さい。

準備ができていなかったり、姿勢が持っているのとは違っていたり、支えないといけない時に上にもっていかれていたり、色々と分かることがあると思います。



私はご自身で気づいて頂く、或いは実感して頂くことをレッスンで大事にしています。

というのも、これが一番うまくなると思うからです。

実感したことや自分で気が付いたことは体に入っています。



という訳で、発表会という特別な機会に限らず、たまには録画してみるのもよいと思いますよ。

是非試してみて下さいね。




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レッスン風景 

2018年03月08日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室



今日のレッスンは嬉しいの連続でした。



Mさん(男性)は「歌が大好きだ~!」というのが歌っていても、お話をしていてもすごく伝わってくる方で、

レッスンも毎回毎回をとても大切に受けて下さる方です。

順調という言葉では足りないくらいに成長をして下さっているのですが、

発表会が一段落して、もう少し精度を上げていきたいなと思って、ここ最近はレッスンは内容が難易度を上げています。

そうした今日もテクニックをしっかり意識して声を出すことに挑戦して頂いたのですが、

2点ファ♯まであるパッセージで発声をして頂いた結果、

「え?! そんなに高い音まで出していました? 2点レくらいまでだと思っていました!」

なんて言って頂きました。

考えてコントロールするのは難しいのですが、できるとこんなことになります。

すごいよねー、ちゃんと効率よく声を出すとこんな素敵なことになります。

もっとわかって声が出せるともっともっと出しやすくなるし気持ちよくなりますよ。

楽しみだ~♪



その後のTさんのレッスンは、最初は足の感じは悪くなかったのですが胴体部分が働いていなかったので、

しっかり動くところまでを今日のレッスンの目的にしました。

最後の方はいい感じになっていましたね。

運動して使いやすくするアプローチや、歌っていくことで調子を上げていったり、その時の状態に合わせて変えていっていますが、

今日は一緒に歌ったのが良かったようです。

体が動いた感覚を引き続きおうちでも意識して歌うようにしてほしいなと思います。



それと先生の録音が欲しいと言われたのですが…伴奏はどうしよう(笑)

伴奏なしでもいいかなぁ…。

一度何かいい形でお渡しできないか考えてみたいと思います。



本当に生徒さんがよく歌った後に見せる表情は本当に清々しいですし、

いい声を出してくれたら、私も気持ちがよくなります。(共鳴するので本当にいい感じになります。)

元気をもらったな~(^^)




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歌う時の大事なことの一つ

2018年03月07日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室



すっごい大事なことでエッセンスかもしれないです、この話。

ほんとは隠しておかないといけないことなんじゃないかな…と思わなくもないのですが、書いてしまいます。

私がイタリアで勉強したことの中で、言われないと絶対に想像もしなかったことの一つです。

生徒さんはいつも言われていることだからすぐにわかると思います。(わからないと言われると泣きます・笑)



ネタを公開しますよ~

用意はいいですか~(笑)



「声を出す前にその声を出すための準備する」



言葉で書くと「は?」という感じの方もいらっしゃるかもしれないのですが、でも、まさにこの通りです。

その音が出る状態に準備するんです。



うわ~、すごい大事なことを言ってしまった!

言ってよかったかなぁ?!大事なことを言い過ぎてしまったかも?!

歌える方はたぶん分かってくれると思うんですが、この言葉の意味。

わかりにくいと思う方もいるかもしれないけど、すごく大事なことです。

中にはこれがすごいヒントになるという方もいるんじゃないかなぁ。



なぜに今日、この話を書いたかというと、今日のレッスンで「うわ~、出しやすいです!」、「のどが疲れないです。」と生徒さんに実感して頂けたからです!

嬉しかった~♪

そうなんです、準備です。準備!



語弊を恐れずに書くと、声がでない(出しにくい)時は出すための「準備が足りない」、「間に合っていない」と言えると思います。





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歌がうまくなるために必要な時間

2018年03月06日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室



「どのくらいでうまくなりますか?」

時々このように聞かれることがあります。

この質問をされた時に私が思うのは、「ああ、早くにこたえが欲しいんだなぁ」ということ。



…必要な時間は必要なんですよね。

ミヒャエル・エンデの「モモ」という作品があって、ベッポという人がいたと思うのですが、彼は目の前に見える部分の道を掃除し続けます。

そして、ふと後ろを振り返ると綺麗になった道がずっと後ろまで続いています。

たぶんそういうものなんじゃないかなって思います。

できればそうしてかかる時間を自分に許してもらえるといいなぁと思います。



とはいえ、知りたいものは知りたいですよね。

あくまで私の教室でのお話ですが、ちょっと書いておきます。

日々のレッスンの中でどんどん変化していくこともあります。

でも大きなスパンで変化していくこともあります。

こちらの大きなスパンというところで言うと、早い人で一年前後、だいたいは一年半から2年くらいの間に口をそろえて「先生、なんか私、変わりました。」とか「なんか最近わかるような感じがするんです。」とか言います。(最初の変化の時期という意味です。)

繰り返すようですが、それはもう、口を揃えて(笑)

変化を早く感じる方の大半は「まな板の鯉」になるのが上手で、変化を感じられる方の共通点は真正面から歌に向き合っていることです。

こう書くと何やら難しそうな感じがしますが、「歌が楽しい♪」とか、少しでもうまくいった時に「やった~♪」と思ったらうまくいくことが多いように思います。




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歌がうまく歌えなくて焦る時は…

2018年03月05日 | レッスン
マニフィカ カンタービレ声楽教室



過去のブログにあった私の先生のセリフなのですが、

今聞いてもいいこと言うな~と思ったので訳の部分もそのまま転載します。



「Fa niente. Non e` un problema. Non essere preocupata. Perche` magari non va benissimo, devi pensare 2 mesi, 3 mesi, un anno di lavoro. Non pensare oggi devi fare tutto. Calma. Non e` importante. Anche se facciamo poco, perche` oggi non riesce. Molto normalmente. Succede tante volte anche per me. Se posso chiudere, faccio le altre cose. Ma non posso, insinto pochino. Ma non tanto. Perche` e` utile. Non e` utile, non e` interessante insistere continuamente quando la giornata non e` buona.」


だいたいこんな感じです。(間違ってても大目に見て下さい・汗)
訳してみますと…(だいたいで大目に見て下さい・ははは)


「仕方ないじゃない、大した問題じゃないわ。 心配しないで。
よくなくても、2ヶ月、3ヵ月、一年先のことを考えなさい。
今日全部しようなんて思わないで。
大丈夫、そんな大きなことじゃないの。
ちょっとしかできなくても、今日はできないのよ。
そんなのよくあること。
私にだって何回もあるわ。
私の場合、練習をやめられるなら他のことをするけど、もしできなかったら、もう少しだけやってみる。でも少しだけ。
その方がいいの。
うまくいかない日に、練習していいことないなら続けることに執着するのは全然いいことじゃないしね。」





ちなみに先の先生のセリフはカテゴリーにあるイタリア・声楽レッスン日記から読めます。

私の暑苦しい情熱はよく伝わると思います(笑)

ちょっとわかりにくい表現(文章が下手…)もありますが、今のレッスンの中でお伝えしているような内容ももちろん書いています。

よかったら読んでみて下さいね。




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