宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

うちのおばちゃんへ

2011-01-25 13:11:34 | 祈り
 僕が神界に帰ってから、よく心をくだいて昌美のため、

会のために尽くしてくれてありがとう。

 おばちゃんの支えがなければ、みんなここまでやって

こられなかったろう。

 僕が今、自在身を得て、君のことを想うと、つくづく君の

思慮の深さと明るさに救われ支えられた一生だったと思う。

 僕は君に出合って、君によって真実の宗教家としての

自分を育てられたと思う。そして君と出合ったことを、本当に

これは神の愛念だったと深く識る僕なのだ。

 ことに、最後の十年余り、僕は君にだけ、この身に

おそってくる痛みや業想念のものすごさを訴えた。この地上で、

唯一僕が、痛い寂しいということの許されるのが君だった。

 このことを僕はどれだけ感謝したか、又、今もしているか

わかるだろうか。

 人間というものは、どこか一カ所に風穴を持っていなければ、

どんな聖人でも身が持つものではない。まして僕は、五井昌久

という個性をそのまま肉体にのこした宗教者だった。

 僕のいたみ、僕の苦しみは、誰にもわかりはしない。

 ただ地上でそれを知っているのは君だけだ。そうして、その君が

僕の妻であったことを、僕は神慮だったとおもう。

 しみじみと今、僕は君をおもっている。自在身となった僕は

解き放たれた自在身として、一層君のもとに光をおくっている自分に

気付くのだよ。

 どうか元気でいておくれ。風邪などひかないようにして、自分の心を

大事に生きておくれ。僕が地上にいる間、君は君の心を

僕にささげてくれた。今、光となった僕が、君をしっかりと

受けとめる番だ。

 又かくよ。祈っている。
                     昌 久