cafe de sou-ryu

ほっと一息
ちょっと休憩しませんか?

紀州の初春 その2

2011年02月19日 03時32分14秒 | outing
こんばんは♪

前回は早朝からの京都出発~和歌山県田辺市での
吹雪の中の浜辺遊びの様子をお伝えしましたが
今回はその後~翌日の模様です。ハジマリハジマリ~!!


さてさて。
和歌山県田辺市の荒れ狂う海を堪能した後、のんびりとお茶をしていると
もう夕方前。とりあえずその日の日中の観光コースは一旦休憩。
そのまま和歌山市内のお宿へと向かいました。

…ところで、宗流の旅行予定はいつもラブストーリーより突然です。オダカズマサカヨッ!!
今回の旅のプランが立ったのも、昨年のクリスマス頃でした^^;
もちろんホテル予約も出発の数日前…という強行策でしたが、奇跡的にお部屋確保!
すんでのところで最悪の事態、厳寒の中の車中泊は避けられました。カコ、ニガイケイケンアリ…
今回のお宿は和歌山城すぐそばの、きれいで快適なホテルでしたが
スペースの都合上、残念ながら割愛致します。


そして、その夜は大変美味しいお寿司とお刺身を堪能したのですが
他のお客様がお店にいらっしゃると、写真を撮れない小心者の宗流…
海の幸豊富な和歌山で、新鮮なお魚に感動する宗流を
ここはひとつ、暖かい心の目でイメージして下さい!

…ちなみに…普段は比較的小食な宗流、あまりの美味しさに感激し、
つい調子に乗って食べ過ぎ、ホテルへ帰ってからすこぶる気持ちが悪くなるという
オマケがもれなくついてきましたが…そこはスル―して下さいね^^;
キョウクン! クイシンボーモホドホドニ!!

そんなこんなで、
2010年最後の夜は若干の悲壮感と共に、静かに更けていきました。




明けて2011年!!
まずはこちらから







旅のお約束、お城シリーズ!!今回はもちろん和歌山城です。
和歌山城…このブログに載せるのは初めてなのですが
実は宗流、もうお腹いっぱいなほど訪れているお城です^^;

という訳で(?)、その歴史について、さらっとしれっとお伝えしますと…
この和歌山城は、徳川御三家のひとつ紀州藩・紀州徳川家の居城で
紀州徳川家は、8代目将軍の吉宗、14代目の家茂を輩出した、由緒正しきお家柄です。
ごくごく簡単に言うと、暴れん坊将軍の実家ですね。カンタンニイイスギ!!







由緒正しきお家柄のお城だけに、どことなく横顔も凛々しい気がします。
宗流、お城マニアという訳では全くないのですが、
それでも日本のお城などに見られる高度な建築技術や端正な姿は、
様々な情報や技術を得た現代のものとはまた違う、重みのようなものを感じます。
もちろん、それは越してきた歴史の重さでもあるのでしょうが、
それだけではない、当時の人々の持つ技術の賜物であるという
そんな背景も手伝って、そんな風に感じるのかもしれません^^







ところで、この日は前日の荒れたお天気も嘘のような快晴!
お城の天守閣からの展望も、海と空が同じ色♪
何となく、幸先の良さすら感じます。ヒゴロノオコナイカシラ♪
これからお城を後に、さらに海の近くまで向いま~す^^







次に到着したのは、和歌山マリーナシティです。  
この辺りは、新鮮なお魚が並ぶ黒潮市場やヨーロッパをイメージしたミニ遊園地、
ヨットハーバーや海釣り公園などが併設された、ちょっとしたレジャー地域です。
黒潮市場でのお土産はまた後ほどご紹介するとして、今回はその中から
ポルトヨーロッパのご紹介です!












ちょっとしたヨーロッパ気分です。
いや、よく考えれば、宗流がヨーロッパ数ヵ国を旅した中で
こんな風景を目にした覚えはほぼないのですが、たぶんヨーロッパです!
誰がなんと言おうと、ここはヨーロッパ。
そう思って見れば、そこはもうヨーロッパ。デ…ヨーロッパノドコダヨ!!
そのようにしか見えなくなるから不思議です。
でも、それはさておき…きれいな建物がいくつも並んでいますね♪


辺りを散策していると、一枚目の写真のような遊技施設が目につきます。
しかし…宗流は当たり前のように、ことごとくスル―します。
なぜなら、乗り物恐怖症だから!!
年始早々、ジェットコースターなんて絶対にイヤ!!
と、思っていたら、お世話係が前日の仕返しとばかりに執拗に宗流を誘います。

あれにしよう~♪

と、お世話係が目を輝かせて指差すのは、落差22mを一気にダイブするウォータースライダー!
ちょっと離れ目に見ても、恐ろしいほど水しぶきがあがっており、
その勢いたるや、何らかの修行か罰ゲームとしか思えません。
(注:この先の、自分の都合の悪い画像はハナからありません、あしからず)

…嫌~!怖い…きっと無理!!多分泣く!!!
宗流は心の中で半泣きになりましたが、ここで弱みを見せる訳にいきません。
ここで勝負から逃げては女がすたります。ナンノショウブ??
若干逃げ腰の感は否めませんが、ええ、平静を装って並びましたとも!!


係のおにーさんに謎のビニールポンチョと営業スマイルを手渡され、
無言のまま着用するといよいよ順番の時が来ました。
しかも、一番前! あり得ない!!オーマイガッ!!
宗流、神社の娘なのに思わず目の前に十字を切りましたね。。

そして有無を言わせぬまま出発!イッテラッシャイ

きゃ~っ!ぎゃ~っ!!うぇ~ん!!!

…わずか3分が、ほぼ永遠のように感じました。
勢いよく着水すると、ポンチョなんて全くの役立たず。
頭から膝まで、洗面器で水をかぶったくらいびしょびしょです(泣)
何のためのポンチョだっ!!気分盛り上げ用かよっ!!
しかし、思わず毒を放ってしまいそうになるのを堪え、
にっこりと「ありがとう♪」と係員さんに言えたのは、さすが大人だと
自分で自分を褒めてあげたくなった宗流です。エライゾ、ソウリュウ!
とりあえず、持っていたタオルで髪とお顔をふきふき。
けれど、その時の宗流の瞳をひっそりと濡らしていたのは、
水しぶきのせいだけでない事は間違いありません…。



次回、更に宗流の受難は続きます。。





宗流