アタオコロイノナ 2011年11月02日 | 読書・映画 作家の北杜夫さんが、84歳で10月24日に永眠されました。初めて「どくとるマンボウ昆虫記」を読んだのが中学1年の頃で、その後「どくとるマンボウ青春記」、「どくとるマンボウ航海記」などを立て続けに読んだ記憶があります。ユーモア溢れる文体と作者が出会い描く多彩な自然や異邦の風物、過去の日本の姿などが、大いに中学生だった私の知的興味を刺激しました。一方、芥川賞を受賞した「夜と霧の隅で」などのように普通 . . . 本文を読む