政治と科学の分離(2) 2017年06月28日 | 読書・映画 (昨日の続き) 科学が、たびたびの断絶を繰り返しながら発展するという考え方は、やはりアメリカの科学哲学者トーマス・クーンによって『科学革命の構造』(みすず書房 上の写真です)の中で1962年に唱えられています。クーンによれば科学研究はパラダイム(ある研究分野の基本的な考え方といった意味です)の革命的な転換によって、まったく新しい科学の体系を生み出しながら発展していくという考え方です。ファイヤー . . . 本文を読む