最近リメイクされた「日本沈没」を鑑賞しました。
びっくりしましたのは、本物の「ちきゅう」が登場していたことです。本当に驚きましたね。「ちきゅう」は文部科学省所管独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の世界でもトップクラスの深海掘削調査船です。一昨年に完成したばかりです。世界で初めて、海底下から7,000メートルを掘りぬいてマントルへと到達でき、地震の震源を実地に調査できる能力を備えています(詳しくはJAMSTECのhttp://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.htmlをご参照下さい)。
深海潜水艇「しんかい6500」の登場は当然予測していましたが、「ちきゅう」は、いい意味で「やられた」という感じです。
ああ、かっこいいよ「ちきゅう」!
文部科学省の太っ腹に脱帽です。この手のパニック物に自衛隊や消防庁が協力するのはお約束ですが、この映画で一番存在感を示したのは文部科学省ではないでしょうか。主役2人の存在感を完全に喰ってしまった(と私には感じさせた)危機管理担当大臣は、文部科学大臣が任命されていましたし(しかし何ぼなんでも文科相が田所博士の元妻という設定はありえないでしょう・・・)。
それにしても主人公の小野寺は一体どうやってJAMSTECの基地横須賀から故郷の福島に戻れたのだろう?首都圏から北へ向かう地上ルートは随所に挿入される日本列島の衛星画像でも寸断されていることになっているのですが・・・あの非常時に私用でJAMSTECのヘリが使えるとは思えないし・・・しかも終盤ではきちんとJAMSTECに戻っているし・・・ちょっとご都合主義??
写真は日本近海を航行中の「ちきゅう」です(提供 海洋研究開発機構(JAMSTEC))。2月現在「ちきゅう」は東アフリカケニア沖で深海調査を行っています。
びっくりしましたのは、本物の「ちきゅう」が登場していたことです。本当に驚きましたね。「ちきゅう」は文部科学省所管独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の世界でもトップクラスの深海掘削調査船です。一昨年に完成したばかりです。世界で初めて、海底下から7,000メートルを掘りぬいてマントルへと到達でき、地震の震源を実地に調査できる能力を備えています(詳しくはJAMSTECのhttp://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/index.htmlをご参照下さい)。
深海潜水艇「しんかい6500」の登場は当然予測していましたが、「ちきゅう」は、いい意味で「やられた」という感じです。
ああ、かっこいいよ「ちきゅう」!
文部科学省の太っ腹に脱帽です。この手のパニック物に自衛隊や消防庁が協力するのはお約束ですが、この映画で一番存在感を示したのは文部科学省ではないでしょうか。主役2人の存在感を完全に喰ってしまった(と私には感じさせた)危機管理担当大臣は、文部科学大臣が任命されていましたし(しかし何ぼなんでも文科相が田所博士の元妻という設定はありえないでしょう・・・)。
それにしても主人公の小野寺は一体どうやってJAMSTECの基地横須賀から故郷の福島に戻れたのだろう?首都圏から北へ向かう地上ルートは随所に挿入される日本列島の衛星画像でも寸断されていることになっているのですが・・・あの非常時に私用でJAMSTECのヘリが使えるとは思えないし・・・しかも終盤ではきちんとJAMSTECに戻っているし・・・ちょっとご都合主義??
写真は日本近海を航行中の「ちきゅう」です(提供 海洋研究開発機構(JAMSTEC))。2月現在「ちきゅう」は東アフリカケニア沖で深海調査を行っています。