博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

ジオ・コスモスの「ワールドプロセッサー」

2023年11月21日 | 環境・エネルギー
 サイエンスアゴラ会場のテレコムセンタービル近くの日本科学未来館の1階ホールには、宇宙空間に輝く地球の姿をリアルに映し出すGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)という科学展示があります。地球の気候変動をリアルタイムで映し出す巨大な地球儀がホールの天井が吊り下げられています。そのGeo-Cosmosには、ドイツ出身のメディアアーティスト、インゴ・ギュンター氏の作品コンテンツ「ワールドプロセッサー」が投影されていました(上の写真です)。「ワールドプロセッサー」とは、データをもとに地球のさまざまな側面を描きだす。
「人の営み」「社会の姿」「境界線」「地球の水」「人の経済活動」「モノ・ヒトの移動」「コミュニケーション」「世界平均と日本」の8つのテーマで、政治、経済、環境、社会問題などの様々な分布や移動が表現されているそうです。私が見学した時には世界各地の「平均寿命の数字」が地球儀に投影されていました(上の写真です)。例えば上の写真には南米地域の平均寿命が73.6歳と映し出されています。一方北米地域は78.9歳となっています。アメリカ大陸の南北で5.3歳も平均寿命に違いがあるのです。北米大陸の方が高いのですが、それでも日本の84歳と比べれば北米大陸は5歳も低いのです。もっとショッキングな地域はアフリカ大陸(のサハラ砂漠以南の地域)です。何と52歳という数字が映写されています。この恐るべき事実に私は思わず立ちすくんでしまいました・・・


「ワールドプロセッサー」の詳細はこちらです。
⇒ http://jp-ueda.com/archives/787

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